Q&A詳細
評価案件ID | mob07003000007 |
タイトル | ゼラチンの安全性について |
公表日 | 2007年10月26日 |
問い合わせ・意見 | BSEの特定危険部位がゼラチンの原料に紛れ込むことはないのか。牛由来のゼラチンの安全性が心配である。 |
問い合わせ・意見分類 | BSE関係 |
コメント元 | 食品安全委員会 |
コメント | (平成16年2月分) ゼラチンは、主に牛の骨や皮などを原料にして製造されます。これらのゼラチンや原料については、これまでの実験から、骨や皮そのものにBSEの感染性は認められていないことに加え、 ① 我が国では、特定部位(頭部、せき髄、回腸遠位部)の使用の禁止及び交差汚染の防止など、原料に特定部位が含まれないよう対策が講じられていること ② BSE発生国からのゼラチンやその原料の輸入禁止等の措置が講じられていることなどによって、安全性が確保されています。さらに、 ③ せき柱(いわゆる背骨)に含まれる背根神経節に、せき髄と同程度のリスクがあるため、平成16年2月16日から、BSE発生国のせき柱(尾椎等を除く)の使用が禁止され、ゼラチンの原料としても利用できなくなることによって、安全性が一層確保されることになります。 なお、厚生労働省が行った平成15年8月の実態調査によれば、牛骨ゼラチンに国産のせき柱を使用する実態はないとの結果が得られています。 <!--PAUSE--> |
コメント元 | 厚生労働省 |
コメント | (平成16年2月分) 平成13年2月15日以降、牛肉、牛臓器及びこれらを原材料とする食肉製品等(ゼラチンを含む)について、BSE発生国からの輸入を禁止しています。また、BSE発生国又は発生地域において飼養された牛のせき柱を食品、添加物等の原材料として使うことを禁止することを内容とする規格基準の改正を平成16年1月16日に告示し、2月16日に施行しました。 <!--PAUSE--> |
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