Q&A詳細

評価案件ID mob07018000014
タイトル ビタミンAの摂取について
公表日 2007年10月26日
問い合わせ・意見 食品安全委員会のホームページにファクトシートとして掲載されている「ビタミンAの過剰摂取による影響」を読み、動物性ビタミンAの過剰摂取について注意を喚起しなくてよいのか心配になった。「うなぎの蒲焼」、「ニラレバ炒め」などを食している人が多いと思うので、もう少し具体的に日本人向けの摂取量について目安を示してもらいたい。
問い合わせ・意見分類 その他
コメント元 食品安全委員会
コメント (平成18年11月分)
ビタミンAは、ビタミンAそのものを含む動物性食品とカロテン含有量の多い緑黄色野菜が供給源とされており、動物性食品では、レバーやうなぎ、ほたるいかなどに多く含まれています。食品100g当たりのビタミンA含有量が多い食品は、植物性食品より動物性食品に多くみられますが、一方、国民健康・栄養調査報告(平成15年)では、日本人のビタミンA摂取は、動物性食品よりも植物性食品からの割合の方が多いとされています。
ビタミンAには、過剰症がある一方、欠乏症もあります。こうした過剰症や欠乏症を防止するため、バランスのよい食事をすることが大切です。御覧頂きました、当委員会のホームページ上のファクトシートでもお示ししておりますが、日本人の場合、極端に偏った食事をすることなく、通常の食生活をする限りにおいては、特段の御心配の必要はないものと考えられます。

ファクトシート「ビタミンAの過剰摂取による影響」http://www.fsc.go.jp/sonota/factsheet-vitamin-a.pdf <!--PAUSE-->
コメント元 厚生労働省
コメント (平成18年11月分)
厚生労働省では、国民の健康の維持・増進、生活習慣病の予防を目的とし、性・年齢階級別にエネルギー及び各栄養素の摂取量の基準を「日本人の食事摂取基準」として定めています。その中で、ビタミンAについては、過剰摂取による影響を考慮し上限量も設けています。習慣的に上限量以上を摂取している場合には、過剰摂取による健康障害のリスクが高くなりますが、通常の食品による食事で一時的にこの量を超えたからといって健康障害がもたらされるものではありません。
また、厚生労働省では、「何を」「どれだけ」食べたらよいか、望ましい食事のとり方やおおよその量をわかりやすく示した「食事バランスガイド」を農林水産省とともに作成したところであり、今後とも「日本人の食事摂取基準」や「食事バランスガイド」の普及啓発を行ってまいります。
(参考)
「食事バランスガイド」http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eiyou-syokuji.html(厚生労働省)http://www.maff.go.jp/food_guide/balance.html(農林水産省) <!--PAUSE-->
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