Q&A詳細
評価案件ID | mob07008000004 |
タイトル | 牛乳用ペットボトルについて |
公表日 | 2007年10月26日 |
問い合わせ・意見 | ペットボトルに入れた牛乳を流通させるという報告があった。しかし、適切な条件下で管理されない限り十分に安全性が確保できない牛乳を持ち運びが容易なペットボトルに入れることは、間接的に食中毒などの原因を多く作る気がしてならない。安全面で大丈夫なのか疑問に思う。 |
問い合わせ・意見分類 | 器具・容器包装関係 |
コメント元 | 食品安全委員会 |
コメント | (平成19年3月分) ポリエチレンテレフタレート(以下「PET」という。)を牛乳等の容器包装として用いることについては、当委員会の器具・容器包装専門調査会において、PETから重金属、触媒などが牛乳中に溶け出してこないか、長期保存試験を含めたさまざまな試験結果に基づいて評価を行い、当委員会において「容器に入った牛乳等が適切な条件下で管理される限りにおいて、今回申請されたPETは牛乳等に使用しても十分な安全性を確保している」と判断しました。 従って「適切な条件下で管理される限りにおいて」との記載は、PETを牛乳等に使用した場合においても、既存の条件である「保存の方法の基準」(殺菌後直ちに摂氏10℃以下に冷却して保存すること。)が遵守されることを想定しております。 また、御指摘の点については、国民からの意見・情報の募集においても同様の指摘があったことから、評価書において「なお、牛乳等にPET容器を使用する場合においては、食中毒防止の観点による、微生物学的リスクなどを踏まえ、注意喚起の表示等、適切な指導が必要であると考える。」旨を、追加して記載したところです。 消費者の皆様におかれましては、開封後の牛乳入りペットボトルについて、衛生的観点からしっかりとした自己管理が必要です。 <!--PAUSE--> |
コメント元 | 厚生労働省 |
コメント | 【厚生労働省からのコメント】(平成20年9月分) 御指摘のとおり、購入後の牛乳を衛生的に取り扱うためには、冷蔵保管を行うことや開封後は速やかに消費すること等、適切な条件下で管理されることが重要です。 厚生労働省としては、牛乳等にポリエチレンテレフタレート容器を使用する場合には、開栓後一回では飲みきらずに、再密栓された牛乳の携行等に伴う微生物学的リスクを未然に防止するため、食品等事業者が消費者に対し、開栓後は携行せず、速やかに飲み切る等の適切な衛生的取扱いに関する情報を提供するよう各地方自治体、業界団体等を通じて指導しているところです。 また、業界団体はこれを受けて、健康被害の発生を防止するため、容器の容量・表示等に係る自主基準を設けております。 <!--PAUSE--> |
コメント元 | - |
コメント | <!--PAUSE--> |
コメント元 | - |
コメント | <!--PAUSE--> |
添付資料ファイル | - |