会議資料詳細

第102回動物用医薬品専門調査会

開催日:
2008年12月1日
開催者:
食品安全委員会
内容:
1)塩酸クレンブテロールを有効成分とする牛の注射剤(プラニパート)及び塩酸クレンブテロールを有効成分とする馬の経口投与剤(ベンチルミン-シロップ)の再審査
・「本製剤の主剤であるクレンブテロールのADIとして0.004μg/kg体重/日を採用することが適当であると考えられる。
また、本製剤が適切に使用される限りにおいては、食品を通じてヒトの健康に影響を与える可能性は無視できるものと考えられる。」とすることが了承され、評価書(案)を一部修正の上、食品安全委員会に報告することとなった。
2)トビシリンを有効成分とするすずき目魚類の飼料添加剤(水産用フジペニン40、水産用フジペニン20、水産用フジペニンP)の再審査
・継続審議となった。
3)オキシベンダゾール
・ADIを0.03mg/kg体重/日とすることが了承され、評価書(案)を食品安全委員会に報告することとされた。
4)フェノキシメチルペニシリン
・一日摂取量30μg/ヒト未満であれば、ヒトに重大な危険は及ぼさないと考えられる。なお、フェノキシメチルペニシリンの摂取を実行上可能な限り少なくすることが望ましいとすることが了承され、評価書(案)を食品安全委員会に報告することとなった。
5)エチプロストントロメタミン
・評価書を改訂することについて了承が得られた。
添付資料ファイル: