会議資料詳細

第1回動物用医薬品専門調査会確認評価部会

開催日:
2007年2月28日
開催者:
食品安全委員会
内容:
(1)動物用医薬品(ポジティブリスト制度関連)に係る食品健康影響評価について
1)パロモマイシンについて審議された結果、一日摂取許容量(ADI)を0.025mg/kg体重/日とすることが了承され、評価書(案)を動物用医薬品専門調査会に報告することとなった。
2)カナマイシンについて審議された結果、一日摂取許容量(ADI)を0.008mg/kg体重/日とすることが了承され、評価書(案)を動物用医薬品専門調査会に報告することとなった。
3)ベンジルペニシリンについて審議された結果、「一日摂取量が30μg/ヒト未満であれば、ヒトに重大な危険は及ぼさないと判断するとした評価を変更する必要はない。なお、ベンジルペニシリンの摂取を実行上可能な限り少なくすることが望ましい。」とすることが了承され、評価書(案)を動物用医薬品専門調査会に報告することとなった。
4)エチプロストンについて審議された結果、「適切に使用される限りにおいて、食品を通じてヒトの健康に影響を与える可能性は無視できると考えられる」とすることが了承され、評価書(案)を動物用医薬品専門調査会に報告することとなった。 また、エチプロストントロメタミンを有効成分とする牛の注射剤(プロスタベットC)及び豚の注射剤(プロスタベットS)についても審議された結果、「当製剤は、適切に使用される限りにおいて、食品を通じてヒトの健康に影響を与える可能性は無視できると考えられる」とすることが了承され、評価書(案)を動物用医薬品専門調査会に報告することとなった。
5)ドキシサイクリン、ラフォキサニドについては審議の結果継続審議となった。
添付資料ファイル: