食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05970630149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、総合的なワンヘルスの観点に基づく越境性人獣共通感染症及び新興疾病を対象とする世界のサーベイランスシステムに関する文献レビューについての外部機関による科学的報告書を公表
資料日付 2022年12月16日
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分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月16日、総合的なワンヘルスの観点に基づく越境性人獣共通感染症及び新興疾病を対象とする世界のサーベイランスシステムに関する文献レビューについての外部機関による科学的報告書(61ページ、2022年12月7日採択、doi: 10.2903/sp.efsa.2022.EN-7767)を公表した。概要は以下のとおり。
 ヒトの健康、動物及び環境衛生分野の協同的取り組みの総合的原則に従って構築された、人獣共通感染症及び越境性の新興病原体に関するサーベイランスシステムについて、世界に存在するワンヘルスに基づくサーベイランスシステムの概要の提供を目的にレビューが行われた。
 様々な生物医学及び科学文献データベース(2000年~2022年)を対象に、利用可能な文献を系統的に検索し、ワンヘルス・アプローチに基づき運用されている伝染性、越境性、及び人獣共通感染症に適用される体系的サーベイランスシステムについて記載した文献を包含/除外基準を用いて選別した。対象となるサーベイランスシステムを特徴付けるための重要な情報を抽出及び分類するために、標準化データ様式及び用語表が用いられた。
 当該レビューに用いる文献として、検索後に996件の研究が得られ(重複排除後589件)、データ様式を使用して情報を抽出し、包含/除外基準の適用により79件に絞り込んだ。これらの文献の参考資料から追加で80件の文献が見つかった。構造化された体系的サーベイランスシステムに基づいてワンヘルスの取り組みが実施されている主要な対象病原体は、ウエストナイルウイルス、次いで狂犬病ウイルス及びリケッチア属細菌であった。新興及び越境性の人獣共通感染症に関する世界中のサーベイランスシステムのレビューにより、部門別のサーベイランスの対象とは異なる、特に協同的アプローチがとられやすいワンヘルスの取り組みの具体的対象が明らかとなった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/sp.efsa.2022.EN-7767
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