食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05970540360
タイトル 香港衛生署衛生防護センター、野生植物の服用によるゲルセミン中毒疑い2事例について公表
資料日付 2022年12月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  香港衛生署衛生防護センターは12月14日、野生植物の服用によるゲルセミン中毒疑い2事例について公表した。有毒植物の可能性もあり、市民は公園や郊外で名の知れぬ植物を採取し、服用しないよう注意を喚起した。概要は以下のとおり。
 患者は74歳と63歳の男性で、それぞれ自宅で野生植物を調理したスープを飲んだところ、12月13日にめまい、動悸、息切れ、かすみ目を発症した。野生植物は患者二人が12月12日に一緒に西貢担柴山の山歩きをしていた際に摘んだものである。13日に二人は病院に搬送され、集中治療ユニットで治療を受けているが容態は安定している。
 病院が二人の尿サンプル、スープの残り及び野生植物のサンプルを実験室に送り検査したところ、63歳の男性の尿サンプルからゲルセミンが検出された。
 センターは調査を継続中である。
 広報担当官は、「ゲルセミンは一部の植物やゲルセミウムなどの漢方薬に含まれる天然毒素である。ゲルセミン中毒症状には、めまい、かすみ目、しびれ、動悸、全身脱力、吐き気、嘔吐などがある。重症の場合、呼吸抑制、昏睡、さらには死に至る可能性もある。」と説明した。
 広報担当官は、市民、特にハイカーは、野生植物、その花、果実、根茎などを採取しないよう注意するとともに、野生植物を食べた後に気分が悪くなった場合は、速やかに医療従事者に相談するよう注意を喚起した。
地域 アジア
国・地方 香港
情報源(公的機関) 香港衛生署衛生防護センター
情報源(報道) 香港衛生署衛生防護センター
URL https://www.info.gov.hk/gia/general/202212/14/P2022121400505.htm
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