食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05870570105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、動物用フードのハザード分析及び予防管理に関するFSMAガイダンスを最終決定
資料日付 2022年7月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は7月6日、動物用フード(訳注:飼料及びペットフード)のハザード分析及び予防管理に関する食品安全強化法(FSMA)ガイダンスを最終決定した。概要は以下のとおり。
 FDAは、業界向けガイダンス(GFI)#245:「動物用フードのハザード分析及びリスクに基づく予防管理」を最終決定した。これはFDAのFSMAのハザード分析及び動物用フード要件のリスクに基づく予防管理の対象となる動物用フード施設が、ヒトあるいは動物に疾病あるいは傷害を引き起こす可能性のあるハザードを防止又は著しく最小化するための食品安全計画を作成することを支援するためのものである。
 当該文書は、以下に関するガイダンスを提供する。
・動物用フードの製造、加工、包装、及び保管において既知又は合理的に予見可能なハザードである生物学的、化学的(放射性物質を含む)、及び物理的要因を認識及び評価する方法
・動物用フードの予防管理を必要とするハザードに対する予防管理を特定して実施する方法
・予防管理マネジメントの構成要素(例:監視、是正措置、及び検証(バリデーション等))
・食品安全計画及び食品安全計画の実施に関連する記録保持要件
 FDAは2018年1月にGFI#245の草案を公表し、FDAはステークホルダーから多数のコメントを受け取り、当該ガイダンスを最終化させる際に検討した。
 最も注目すべき変更の一つは、ステークホルダーのフィードバックに応えて、FDAが付録E「動物用フードのハザード特定のための補助」を削除し、当該ガイダンス中のハザード例の全てが、全ての動物用フード又は全ての施設に適用できるわけではないことを明確にしたことである。施設は自身の動物用フードについて、特定のハザードが既知であるか又は合理的に予見可能であるかどうかを検討する際に、当該ガイダンスの第3章のハザード情報を使用する必要がある。
 FDAはまた、ガイダンス草案が公表されて以降に発生した動物用フードのリコールに関する情報を含む、動物用フードにおける特定のハザードの、より多くの情報、リソース、及び例を追加した。最後にFDAは、明確さと一貫性を向上させるために編集とフォーマットの変更を行った。
 当該FSMAガイダンスは、動物用フード施設が食品安全上のハザードの可能性を予測し、それらのハザードを防止又は最小化するためのリスクに基づく予防管理を特定し、安全ではない動物用フードが市場に入り込まないようにするよう計画を作成及び実施することに役立つ詳細情報を提供する。
 当該ガイダンス(140ページ)は、以下のURLから入手可能。
https://www.fda.gov/media/110477/download
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL https://www.fda.gov/animal-veterinary/cvm-updates/fda-finalizes-fsma-guidance-hazard-analysis-and-preventive-controls-animal-food
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