食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05870160149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、香料グループ評価415(FGE.415):(E)-3-ベンゾ[1 ,3]ジオキソール-5-イル-N ,N-ジフェニル-2-プロペンアミドの科学的意見書を公表
資料日付 2022年7月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月4日、香料グループ評価415(FGE.415):(E)-3-ベンゾ[1
,3]ジオキソール-5-イル-N
,N-ジフェニル-2-プロペンアミド((E)-3-benzo[1
,3]dioxol-5-yl-N
,N-diphenyl2-propenamide)の科学的意見書(2022年5月18日採択、30ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2022.7355)を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAの「食品添加物及び香料に関する科学パネル」(FAFパネル)は、欧州議会及び理事会規則(EC) No 1331/2008の規定に従い、新たな香料成分としての当該香料成分[FL-no: 16.135]の安全性を評価するよう要請された。
 当該香料成分は天然に存在するとの報告はなく、化学的に合成される。特定の食品カテゴリー中に香料成分として使用することが意図されるが、飲料中の使用は意図されない。APET法(added portions exposure technique)を用いて推定した当該香料成分への慢性ばく露評価は、体重60 kgの成人では780 μg/人/日、体重15 kgの3歳児では480 μg/人/日と計算された。当該香料成分は、in vitro細菌変異原性試験及び哺乳類細胞小核試験において遺伝毒性影響を示さなかった。発達毒性は、ラットにおける最大1
,000 mg/kg体重/日の用量での試験において観察されなかった。FAFパネルは90日毒性試験から101 mg/kg体重/日のBMDL(benchmark dose lower confidence limit)を導出した。このBMDLに基づき、成人では7
,800、小児では3
,200の適切なばく露マージンが計算された。
 FAFパネルは、付録Bに示された意図される用途及び使用レベルに基づき、APET法を用いて計算された食事性ばく露量の推定値で香料として使用される場合、当該香料成分に安全性の懸念はないと結論した。FAFパネルはさらに、食品用香料成分としての使用及び歯磨き粉中のその存在に由来する当該香料成分への合計ばく露量も安全性の懸念はないと結論した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7355
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