食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05680650341
タイトル フランス経済・財務・復興省、フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)が2019年に実施した香辛料の品質評価に関する調査結果を公表
資料日付 2021年8月31日
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分類2 -
概要(記事)  フランス経済・財務・復興省は8月31日、フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)が2019年に実施した香辛料の品質評価に関する調査結果を公表した。概要は以下のとおり。
 DGCCRFは、欧州の検査計画の一環として、フランスの市場で販売されている香辛料の品質を評価するため、2019年に調査を実施した。この欧州の検査計画は特に、フランス市場における香辛料の不適合率が非常に高いことを明らかにしたDGCCRFによる2016年実施の調査に基づくものであった。
 サンプルの採取は、香辛料(コショウ、パプリカ、トウガラシ、クミン、ターメリック、サフラン、オレガノ)に関して行われた。
 DGCCRFは、フランスの219の事業所の査察を実施し、138サンプルを国内と欧州の専門研究所で分析した。検査は、販売されている香辛料が許可されていない着色料を含んでいないこと、汚染されていないこと、不純物が混入していないこと、そのカテゴリーに適用される規格を満たしていることについて重点的に行われた。
 検査を行った事業所の4分の1で、特に以下のような異常が検出された。
1. 製品成分の偽装
・サフランの場合:柱頭の代わりに部分的に花柱又は雄しべが使われている。
・パプリカの場合:砕いた花柄が入っている。外因性着色料(香辛料における使用が許可されていない添加剤の種類)による着色強化が行われている。
2. 製品の表示及び説明に関する規則の不遵守
3. トレーサビリティーの欠如(権利がないのに保護原産地呼称を標榜している)
 当該調査により、香辛料により大きな差が見られたものの、顕著な品質の改善が明らかになった(異常の割合は2016年実施の調査で50%であったのに対して、2019年は26.4%であった)。しかし、一部の異常は引き続き残っている。これは特に、関係のない材料や増量剤の存在、外因性着色料、製品表示の欠陥(アレルギーを引き起こす可能性のある物質に関する表示)等が該当する。
 プレスリリース全文(フランス語、2ページ)は、以下のURLから入手可能。
https://www.economie.gouv.fr/files/files/directions_services/dgccrf/presse/communique/2021/CP-Epices.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス経済財政産業省(MINEFI)
情報源(報道) フランス経済・財務・復興省
URL https://www.economie.gouv.fr/dgccrf/qualite-des-epices-une-enquete-de-la-dgccrf-constate-une-amelioration-de-la-qualite-des-0
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