食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05670190149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ホセチル、亜リン酸二ナトリウム及びホスホン酸カリウムに関する最大残留基準値(MRL)の共同レビューに関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2021年8月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月25日、欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第12条及び第43条の規定に従ってホセチル(fosetyl)、亜リン酸二ナトリウム(disodium phosphonate)及びホスホン酸カリウム(potassium phosphonates)に関する最大残留基準値(MRL)の共同レビューに関する理由を付した意見書(2021年7月8日承認、203ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2021.6782)を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAは欧州委員会から、規則(EC) No 396/2005第43条の規定に従ってホセチル及びホスホン酸類(phosphonates)に関する食品及び飼料中のMRLの共同レビューに関する理由を付した意見書を提出するよう委任事項を受理した。
 規則(EC) No 396/2005第12条の規定に従って、EFSAは農薬有効成分ホスホン酸カリウム及び亜リン酸二ナトリウムに関する欧州レベルで現在設定されているMRLをレビューした。ホセチル、ホスホン酸カリウム及び亜リン酸二ナトリウムはホスホン酸に分解するため、これら3有効成分の残留物を一緒にレビューすることが適切であると考えられた。
 植物、加工作物、輪作作物及び家畜中のこれら三有効成分の存在量を評価するため、EFSAは、欧州議会及び理事会規則(EC) No 1107/2009の枠組みで導出された結論、コーデックス委員会により設定されたMRL並びにEU加盟国により報告された欧州認可(裏付けとなる残留物データを含む)と公的管理からのモニタリングデータを検討した。
 利用可能なデータの評価に基づき、MRL案が導出され、消費者リスク評価が実施された。消費者への明らかなリスクは特定されなかったが、規制の枠組みで必要ないくつかの情報が欠落していた(※訳注)。このため、消費者リスク評価は目安として考えられ、EFSAが導出したいくつかのMRLはリスク管理者による更なる検討を要する。
(※訳注) 目安となるいくつかのMRL及び現行のEUのMRLは次のデータで補強される必要がある(抜粋)。
1. オレンジ、グレープフルーツ、りんご、なし、さくらんぼ、あんず、クランベリー、ローズヒップ、マルベリー、パイナップルへのホスホン酸カリウムに関する最重要な農業生産工程管理(GAP)を裏付ける追加の残留物試験
2. 非可食の皮付きウリ科植物、アスパラガス、リーキ、乾燥エンドウ豆、花のハーブティー(herbal infusions from flowers)へのホセチルに関する最重要なGAPを裏付ける追加の残留物試験
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6782
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