食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05660830149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、チコリ由来イヌリンの酵素的加水分解から得られるフルクタン類の混合物であるフルタロースと正常な排便に対し、健康強調表示について評価する科学的意見書を公表
資料日付 2021年8月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月12日、チコリ由来イヌリンの酵素的加水分解から得られる、フルクタン類の混合物であるフルタロースと正常な排便に対し、規則(EC) No 1924/2006第13条(5)に準拠する健康強調表示について評価する科学的意見書を公表した(7月6日採択、PDF版11ページ、DOI:
https://doi.org/10.2903/j.efsa.2021.6775)。概要は以下のとおり。
 Sensus BV(Royal Cosun、オランダ)が、規則(EC) No 1924/2006第13条(5)に則り、健康強調表示の認可をオランダ所轄官庁経由にて申請したのを受け、EFSAの栄養製品、栄養、及び、アレルギー関するパネル(NDAパネル)は、フルタロース(Frutalose商標)と正常な排便の維持に関連する健康強調表示の科学的実証に関し、意見を表明するよう求められた。
 申請の対象範囲は、新たに進展した科学的エビデンスに基づき、健康強調表示に該当すると提案された。
 NDAパネルは、チコリのイヌリンの酵素的加水分解から得られるフルクタン類の混合物であるフルタロース(商標)は、十分に特性決定がなされていると見なす。
 申請者提案の強調表示される効果は、「排便頻度を高めることにより、規則的な腸機能に寄与する」である。提案された対象集団は「健康な一般的成人集団」である。正常な排便の維持は、結果として下痢を引き起こさない限り、有益な生理学的効果である。
 ヒトの介入研究1件において、正常な排便の維持に対するフルタロース(商標)の効果は、15gの用量にて8週間連日摂取した場合、排便頻度を高め、便の粘度(より軟便となる)を改善することにより実証された。この結果は他の研究では再現されていない。
 フルタロース(商標)が強調表示される効果を発揮することを説明可能な、妥当性のあるメカニズムは存在する。
 NDAパネルは、提供されたエビデンスは、提案された使用条件において、フルタロース(商標)の摂取と正常な排便の維持との因果関係を確立するには不十分であると結論する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6775
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