食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05660810149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(フラボノイドに富むダイダイの実の乾燥抽出物(ビターオレンジ抽出物)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2021年7月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月27日、全動物種に使用する飼料添加物(フラボノイドに富むダイダイの実の乾燥抽出物(ビターオレンジ抽出物)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2021年6月23日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該添加物は、官能的添加物(sensory additive)である。柑橘類の副産物が既に給餌されている対象動物種の飼料に当該添加物を使用しても、妥当な範囲(5%未満)であれば、フロクマリンばく露を増加させるとは予見されなかった。
 当該添加物は、提案されている最大用量である400mg/kg飼料で、肉用子牛(代用乳)、めん羊、山羊、馬及びさけに対して安全であると結論付けられた。他の動物種に関しては、安全と考えられる完全配合飼料中の最大濃度が、以下の動物種に対してそれぞれ算出された:102mg/kg(肉用鶏)、151mg/㎏(採卵鶏)、136mg/㎏(肉用七面鳥)、182mg/㎏(子豚)、217mg/㎏(肉用豚)、268mg/㎏(雌豚)、259mg/kg(乳牛)、161mg/kg(うさぎ)。
 当該添加物の飲水投与は、当該添加物の一日摂取総量が混餌投与の際に安全と判断される一日当たりの量を超えない限り安全であると判断される(イヌ、ネコ及び観賞用魚を除く)。
 対象動物種に安全と考えられる最大用量で当該飼料添加物を使用した後の、消費者の安全性に関する懸念は特定されなかった。
 ビターオレンジ抽出物は食品の風味付けとして認識された。飼料における機能は食品における場合と実質的に同じであると考えられることから、有効性に関する更なる実証は不要であった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2021.6709
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。