食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05660700149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、更新されたガイダンス「食品及び飼料チェーンにおいて適用されるナノ材料のリスク評価に関するガイダンス: ヒトの健康及び動物衛生」を公表
資料日付 2021年8月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月3日、更新されたガイダンス「食品及び飼料チェーンにおいて適用されるナノ材料のリスク評価に関するガイダンス: ヒトの健康及び動物衛生」を公表した(6月30日採択、PDF版111ページ、DOI:https://doi.org/10.2903/j.efsa.2021.6768)。概要は以下のとおり。
 本ガイダンスは、新食品、食品接触材料、食品/飼料添加物、農薬等、EFSAの権限内にある分野の申請を対象とする。
 更新されたガイダンスは、「ナノリスク評価に関する科学委員会ガイダンス(Nano-RAに関するSCガイダンス)」と名付けられ、ナノ材料の物理化学的特性、ばく露評価、ハザードの特性決定に対する洞察や適用分野を提示する、関連科学研究を考慮している。
 同時に公表された「ナノ粒子を含む微小粒子の含有を立証するための、規制食品及び飼料の申請に対する技術的要件に関するガイダンス(Particle-TRに関するガイダンス)」と共に、Nano-RAに関するSCガイダンスは、ナノ材料の物理化学的特性、ナノ材料に関して測定されるべき重要なパラメーター類、ナノ材料の特性決定に適用されるべき手法及び技術、さらに、複雑なマトリックス内におけるナノ材料の定量法を重点的に詳述する。
 Nano-RAに関するSCガイダンスでは、ばく露評価、ハザードの特定及びハザードの特性評価と関連する側面についても詳述される。中でも、in vitro/in vivoの毒性学的試験と関連するナノ特異的考慮事項に関して議論されている点、及び、毒性学的試験のための段階的なフレームワークに関して概説されている点が強調される。さらに、in vitro分解、トキシコキネティクス、遺伝毒性、局所及び全身毒性、ならびに、ナノ材料試験に関連する一般的な諸課題について記述されている。
 初期段階の結果に応じて、生殖毒性及び発生毒性、慢性毒性及び発がん性、免疫毒性及びアレルゲン性、神経毒性、腸内細菌叢及び内分泌活性への影響を調査するために、追加の試験が必要になる場合がある。
 データギャップを埋めるためにリードアクロスを使用する可能性、統合的試験戦略を適用する可能性、及び、作用様式・作用機序(modes or mechanisms of action)に関する知見についても議論されている。
 本ガイダンスは、リスクの判定及び不確実性分析へのアプローチを提案する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6768
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