食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05570430164 |
タイトル | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、セントジョーンズワートを含むハーブ製剤のリスク評価について公表 |
資料日付 | 2021年3月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は3月16日、セントジョーンズワートを含むハーブ製剤のリスク評価について公表した。 セントジョーンズワートを含む製剤(サプリメント、ハーブティー)は気分の改善や快眠のために使用される。しかし、これらのハーブ製剤は薬剤の効果を低下させたり高めたりする可能性がある。これらの相互作用は健康に深刻な影響を及ぼす可能性がある。セントジョーンズワートを含む製剤は、例えば、真菌やウイルスの感染及びがん(化学療法)に処方される特定の薬剤の効果を低下させる。鎮静剤等の意識を低下させる薬剤、及び抗うつ薬等の意識を刺激する薬剤の効果を高める場合もある。 セントジョーンズワートを含む製剤は、薬剤と併用せずに単独で使用した場合も健康にリスクを及ぼす可能性がある。例えば、セントジョーンズワートを摂取した後に日光に当たると皮膚がより速くダメージを受ける(日焼け)可能性がある。また、このハーブ製剤を摂取した後に、めまい、下痢、不安感等の他の作用があることが報告されている。これらのハーブ製剤を長期間使用した場合にどのような影響があるかは知られていない。また、妊娠中のこのハーブの使用が胎児に安全かどうか判断するための十分な情報はない。さらに、このハーブ製剤の構成成分は非常に様々で、何が含まれているか正確には分からない場合が多い。そのため、製品の効果を推定することは困難である。RIVMは健康・福祉・スポーツ省(VWS)から依頼を受けてリスク評価を実施し、このように結論を出した。 RIVMは、消費者にセントジョーンズワートを含むハーブ製剤の使用には注意し、薬剤との併用はしないことを推奨する。RIVMは、VWSにセントジョーンズワートを含む製剤の使用に関する法律を起草することを推奨する。 報告書(英語)は下記URLから入手可能。 https://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/2019-0115.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オランダ |
情報源(公的機関) | オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM) |
情報源(報道) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM) |
URL | https://www.rivm.nl/publicaties/risk-assessment-of-herbal-preparations-containing-st-johns-wort |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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