食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05500410149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肉用鶏、他の家きん(肉用家きん及び採卵用に育成される家きん)並びに観賞用鳥類に使用するNutrase P(6-フィターゼを含有する)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2020年11月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月12日、肉用鶏、他の家きん(肉用家きん及び採卵用に育成される家きん)並びに観賞用鳥類に使用するNutrase P(6-フィターゼを含有する)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2020年9月30日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 Nutrase Pは、粉末、顆粒状、熱安定性の顆粒状及び液体状で入手可能である。当該添加物はKomagataella phaffiiの遺伝子組換え(GM)株により生産される6-フィターゼを主成分とする。産生株はアンピシリン耐性遺伝子を4コピー及びブレオマイシン耐性遺伝子を1コピー有している。Nutrase PTS 10
,000(熱安定性の顆粒状)及びNutrase PG 10
,000(顆粒)は、産生株の生細胞及びその組換えDNAの存在に関しては懸念とはならないが、Nutrase PL 10
,000(液体状)及びNutrase PD 100
,000(粉末)では、産生株の生細胞及びDNAの存在に関する不確実性が残る。
 EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル (FEEDAPパネル)」は、製品形態を問わず当該添加物の対象動物種に対する安全性に関しては、提出された肉用鶏での試験結果に大きな欠点があることから、結論付けることはできない。産生株及び遺伝毒性試験で得られた結果を考慮すれば、当該添加物は、当該添加物を給餌された動物に由来する製品の消費者において毒性学上の安全性への懸念とはならないと結論する。
 産生株が薬剤耐性遺伝子を有することや、Nutrase PL 10
,000(液体状)及びNutrase PD 100
,000(粉末)について、産生株の生細胞及びDNAの存在に関して不確実性があることを考慮し、同パネルは、これら2種類の製剤の対象動物種、消費者、使用者及び環境に対する安全性に関して結論付けることはできない。データがないことから、当該添加物の有効性に関して結論付けることはできない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2020.6282
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