食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05460490314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、硬度が非常に低いミネラルウォーターに関する健康影響評価を公表
資料日付 2020年9月14日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は9月14日、硬度が非常に低いミネラルウォーターに関する健康影響についての意見書(2020年9月14日付、No.041/2020)を公表した。概要は以下のとおり。
 ミネラルウォーター(Mineralwasser)及びテーブル水(Tafelwasser)に関する条例では、「硬度が非常に低いミネラルウォーター」(軟水)の定義は、固形残留物としてのミネラル含有量が50mg/L以下のものである。
 BfRは、硬度が非常に低いミネラルウォーターによる可能性のある健康影響に関して評価を行った。当該評価は、2005年に世界保健機関(WHO)が公表した論文に関連して、検査当局から、硬度が非常に低いミネラルウォーターが、特に特定の集団において健康影響となるのかについて評価を行うよう要請されたのを受けて実施されたものである。
 硬度が非常に低いミネラルウォーターは、飲料として長期にわたり使用されてきた。硬度が非常に低いミネラルウォーターに関するリスク評価においては知見にギャップがあり、入手可能な研究論文は僅かである。しかし、現在の知見に基づけば、硬度が非常に低いミネラルウォーター、湧き水(Quellwasser)、テーブル水の長期間摂取は、バランスの取れた食事及び通常の飲水量を条件に、健康への望ましくない影響とはならないと考えられる。ヒトは、毎日の食事全体を介してミネラルを摂取しており、水又はミネラルウォーターは、数ある日常のミネラル供給源のうちの一つである。
 バランスの良くない食事をする人、特定の食品を意識的に避ける人(ビーガンや乳糖不耐症の人など)、長期間絶食する人、妊婦及び授乳婦は、硬度が非常に低いミネラルウォーターをメインの飲用水として長期間使用する場合は、特定のミネラルの総摂取量に注意する必要がある。スポーツや、体力を激しく使う活動などをより長い時間(1.5時間超)行う場合に、代替飲料として及びスポーツ又は運動パフォーマンス維持を意図して、硬度が非常に低いミネラルウォーターを唯一の又は主な飲料として使用することは推奨されない。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) -
URL https://www.bfr.bund.de/cm/343/sehr-niedrig-mineralisiertes-mineralwasser-gesundheitlich-bewertet.pdf
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