食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05450110108
タイトル 米国環境保護庁(EPA)は9月4日、植物導入保護剤(PIP)に対する害虫抵抗性を改善するための提案書案に関する意見募集を公表
資料日付 2020年9月4日
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分類2 -
概要(記事)  米国環境保護庁(EPA)は9月4日、植物導入保護剤(plant incorporated protectant、PIP)に対する害虫抵抗性を改善するための提案書案に関する意見募集を公表した。概要は以下のとおり。
 EPAは、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis、Bt)トウモロコシ及び綿花植物のPIPに影響を与える害虫に対する現在の昆虫抵抗性管理(IRM)戦略を改善するための提案書案に関する意見を受け付けている。
 Bt PIPは、トウモロコシ及び綿花植物に遺伝子操作により導入された農薬物質である。これらの改変植物は、特定の害虫に有害であるBtタンパク質を産生する。これは、細菌、バチルス・チューリンゲンシスから特定の遺伝物質を植物のゲノムに移すことによって達成されたものである。遺伝物質は、特定の害虫に対して特定の毒性を持つこれらのタンパク質をエンコードするが、ほ乳類あるいは非標的生物には影響を与えない。EPAは1995年から、綿花及びトウモロコシのPIPを多数登録しており、それ以降、米国及びその他の国々の生産者に広く採用されている。
 当該提案書案は、農家が害虫でのBt PIPの持続性を延長するのに役立つ、改善されたIRMフレームワークを提供する。EPAは、提案書案を作成するために連邦殺虫剤・殺菌剤・殺鼠剤法(FIFRA)科学諮問パネル(及びステークホルダーの団体)からの提案の多くを実装するよう提案している。
 EPAは、特に生産者組織、作物相談員、州及び地方の普及機関、州の農業部門並びに 米国農務省(USDA)からの意見に関心がある。
 意見募集期間の終了後、EPAは提案書を適切に改訂し、登録者と協力してBtトウモロコシ及び綿花PIP登録のための新しいIRMフレームワークを完成させる予定である。意見募集期間は2020年11月7日までである。
 詳細情報は、以下のURLから入手可能。
・意見募集関連文書(docket番号「EPA-HQ-OPP-2019-0682」を検索)
https://www.regulations.gov/
・FIFRA科学諮問パネルの報告書(当該措置に関する更なる情報)
https://beta.regulations.gov/document/EPA-HQ-OPP-2017-0617-0078
・Bt PIP及びIRM戦略全般の詳細情報
https://www.epa.gov/regulation-biotechnology-under-tsca-and-fifra/insect-resistance-management-bt-plant-incorporated
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/環境保護庁(EPA)
情報源(報道) -
URL https://www.epa.gov/pesticides/epa-seeks-public-comment-draft-proposal-improve-pest-resistance-plant-incorporated
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