食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05440230104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、桃に関連した複数州にわたるサルモネラ属菌集団感染に関する情報を公表
資料日付 2020年8月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は8月、桃に関連した複数州にわたるサルモネラ属菌集団感染に関する情報(初報8月19日、続報8月21日、24日及び27日)を公表した。概要は以下のとおり。
1. CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局、カナダ並びに米国食品医薬品庁(FDA)は、桃に関連した複数州にわたるSalmonella Enteritidisの集団感染に関して調査を行っている。
2. 2020年8月27日時点で、S. Enteritidis集団感染株の感染者が78人、12州(ミネソタ州、ミシガン州、ニューヨーク州、アイオワ州他)から報告されている。
3. 発症日は2020年6月29日から8月3日まで、患者の年齢は1歳から92歳、年齢中央値は44歳である。患者の64%が女性である。情報の得られた67人のうち、23人の入院が報告されている。死亡者の報告はない。
4. 患者から分離された32菌株の全ゲノムシークエンス解析(WGS)では、どの薬剤耐性も予測されなかった。CDCの全米薬剤耐性監視システム(NARMS)検査機関による標準薬剤感受性試験法を用いた臨床分離株の試験が実施中である。
5. 疫学的なエビデンスによって、桃が当該集団感染の原因である可能性が高いことが示されている。Prima Wawona社(Wawona Packing Company LLC)によって包装あるいは供給された、汚染した桃を販売した可能性のある他の小売業者を特定するために当該調査は進行中である。
6. WGSによって、カナダでのS. Enteritidis集団感染は米国の当該集団感染と(その原因株が)遺伝的に関連していることが示されている。8月23日、カナダ当局は自国の同菌による集団感染について米国から輸入された桃に関連付けた。
7. Prima Wawona社あるいはWawona Packing Company LLCによって包装・供給され、リコール対象となっているばら売り又は袋入りの桃、あるいはこれらの桃を使って作られたリコール対象の食品(「ピーチサルサ」等)を、喫食、提供、販売しないこと。
8. CDCは更なる情報が入手され次第、最新情報を公表する。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) -
URL https://www.cdc.gov/salmonella/enteritidis-08-20/index.html
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。