食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05400450149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種の飼料に使用する官能的添加物(sensory additive)としてのショウガ(Zingiber officinale Roscoe)に由来するエッセンシャルオイル、オレオレジン及びチンキの安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2020年6月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月5日、全動物種の飼料に使用する官能的添加物(sensory additive)としてのショウガ(Zingiber officinale Roscoe)に由来するエッセンシャルオイル、オレオレジン及びチンキの安全性及び有効性に関する科学的意見書(2020年5月7日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該添加物は、以下の用量で対象動物種に対して安全であると結論付けられる。
・ショウガのエッセンシャルオイル:子牛に対して、提案されている最大用量である80mg/kg飼料(代用乳)まで、また、他の全ての動物種に対して、提案されている最大用量である20mg/kg完全配合飼料(又は20mg/L飲用水)まで。
・ショウガのオレオレジン:魚、めん羊、山羊及び馬に対して、提案されている最大濃度である20mg/kg完全配合飼料。また、愛玩動物に対しては、提案されている最大用量である1mg/kg。それ以外の動物種に関しては、飼料中の安全と考えられる最大濃度として算出された値は、提案された用量を下回り、最小で肉用鶏に対する5mg/kg完全配合飼料、最大で子牛に対する21mg/kg完全配合飼料であった。
・ショウガチンキ:馬に対して、提案されている最大濃度である1.6mL/kg完全配合飼料。イヌに対して、0.26mL/kg。家きんに関しては、安全と考えられる用量は0.2~0.3mg/L飲用水と算出された。
 当該添加物を、動物の栄養として安全と考えられる最大用量まで使用した場合における消費者への懸念は特定されなかった。ショウガ及びショウガの調製品が食品の風味付けに使用されることは認知されており、飼料における機能は食品の場合と実質的に同じであることから、有効性に関する更なる実証は不要である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.2903/j.efsa.2020.6147
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