食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05300020149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、乳児用及びフォローオン調製乳、ベビーフード及び加工済みシリアルベースの食品に栄養目的で添加される葉酸の供給源としてのL-メチル葉酸カルシウムに関する科学的意見書を公表
資料日付 2020年1月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月17日、乳児用及びフォローオン調製乳、ベビーフード及び加工済みシリアルベースの食品に栄養目的で添加される葉酸の供給源としてのL-メチル葉酸カルシウム(calcium L-methylfolate)に関する科学的意見書(2019年11月27日採択、18ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2020.5947)を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAの「栄養、新食品及び食品アレルゲンに関する科学パネル」(NDAパネル)は欧州委員会から、欧州議会及び理事会規則(EU) 609/2013の規定に基づき、 乳児用及びフォローオン調製乳、ベビーフード及び加工済みシリアルベースの食品に栄養目的で添加される葉酸の供給源として使用される、L-メチル葉酸カルシウムの用途拡大に関する科学的意見書を提出するよう要請された。
 EFSAは2004年、特定の栄養用途の食品、食品サプリメント及び一般集団向けの食品における葉酸の供給源として、L-メチル葉酸カルシウムを評価した。栄養源を製造するために提案された、触媒として白金を使用する新たな代替合成法は安全懸念を引き起こさず、製造工程は提案された規格書に沿った製品を着実に産出した。
 以前行われた試験の評価に基づきL-メチル葉酸カルシウムは遺伝毒性を有さず、ラットにおける亜慢性及び胚毒性/催奇形性試験は、最大用量まで有害影響を示さないことが結論付けられた。NDAパネルは栄養源に関して、追加の毒性学的試験は必要ないと考えた。
 申請者が提出した健康な乳児における介入試験は、L-メチル葉酸カルシウム又は葉酸を補強した乳児用調製乳を摂取した乳児における成育及び耐容パラメーターにおいて差異を示さず、提案された栄養源を含有する乳児用調製乳の安全性及び耐容性に関して懸念を引き起こさなかった。試験はまた、L-メチル葉酸カルシウムの生物学的利用能を裏付ける更なるエビデンスを提供した。
 NDAパネルは、L-メチル葉酸カルシウムは、生物学的に利用可能な葉酸源であり、乳児及び幼児(訳注:1歳以上3歳未満)用に提案された用途及び使用レベルの下で安全であると考える。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5947
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