食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05280170104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、カット済みフルーツに関連した複数州におけるサルモネラ症集団感染に関する情報を公表
資料日付 2019年12月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は12月11日、カット済みフルーツに関連した複数州におけるサルモネラ症集団感染に関する情報を公表した。概要は以下のとおり。
1. CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局並びに米国食品医薬品庁(FDA)は、Tailor Cut Produce社によって製造されたカット済みフルーツに関連する複数州におけるSalmonella Javiana集団感染症に関して調査を行っている。
2. 2019年12月11日現在、集団感染株の感染者計11人が2州(ペンシルバニア州10人及びミネソタ州1人)から報告されている。ミネソタ州の患者は発症の前週にニューヨーク市に旅行している。
3. 発症日は2019年11月21日から11月28日まで、患者の年齢は34歳から87歳で、年齢中央値は75歳、55%が女性である。情報の得られた10人のうち、8人がサルモネラ感染症のために入院した。死亡者は報告されていない。
4. 全ゲノムシークエンス解析(WGS)では、1名の患者由来の分離株において、薬剤耐性は確認されなかった。CDCの全米薬剤耐性監視システム(NARMS)検査機関による標準薬剤感受性試験法を用いた集団感染株の試験が実施中である。
5. 疫学及び遡及調査のエビデンスは、ニュージャージー州North BrunswickのTailor Cut Produce社が製造したカンタロープメロン、ハニーデューメロン、パイナップル及びブドウが入ったカット済みフルーツミックス(Fruit Luau cut fruit mix)が、本集団感染源である可能性が高いことを示している。
6. 2019年12月7日、Tailor Cut Produce社は、サルモネラ属菌汚染の可能性があるため、カット済みフルーツミックスと、いずれもカット済みのカンタロープメロン、ハニーデューメロン及びパイナップルの製品をリコールした。これらの製品は、食料品店において消費者に直接販売されてはおらず、病院、長期介護施設、学校及びホテル等の機関の食品サービス施設で使用するために販売された。食品サービス及び施設内の食品取扱者は、リコールされた製品を販売あるいは提供してはならない。リコール対象の果物製品は、2019年11月15日から12月1日の間に流通していた。
7. 本調査では、汚染源及び疾病に関連した他の製品がないかを確認中である。CDCは更なる情報が入手され次第、最新情報を公表する。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) -
URL https://www.cdc.gov/salmonella/javiana-12-19/index.html
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