食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05260330470 |
タイトル | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、エルシニア症に関する2018年疫学報告書を公表 |
資料日付 | 2019年11月7日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は11月7日、エルシニア症に関する2018年疫学報告書を公表した(6ページ)。 1.2018年に欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)の29か国で7 ,204人のエルシニア症(Yersinia enterocolitica及びY. pseudotuberculosisが原因となった)確定症例が報告された。 2.全体的な届出率は人口10万対1.7症例であり、2014年から2018年まで安定している。 3.最も届出率が高かったのはフィンランド、ベルギー及びチェコ共和国であった。 4.最も届出率が高かったのは0~4歳児であり、男児は人口10万対7.9症例、女児は同6.8症例であった。 5.2018年においてエルシニア症は欧州で4番目に多く報告された人獣共通感染症である。ヒトへの感染の大半(99%)はY. enterocoliticaが原因である。 6.Y. enterocoliticaの主たる病原巣(reservoir)は養豚であり、豚や豚肉製品で最も頻繁に検出される同菌病原株の生物型血清型(bioserotypes)はヒトの感染においても最も多く報告されている。 7.同菌の最も重要な感染源は豚であり、多くの症例は未加熱汚染豚の喫食又は生鮮豚肉の取り扱いや調理中の他食料品の交差汚染に関連していたと考えられている。 8.2018年には2件のY. enterocolitica集団感染に関する緊急調査が実施された。1件目はフィンランドで、2017年11月から2018年1月の間に生物型血清型4/O3による55人の症例が関連していた。2件目はノルウェーにおいて実施され、血清型O9による19症例が関連していた。 当該報告書は以下のURLから入手可能。 https://www.ecdc.europa.eu/sites/default/files/documents/AER_for_2018-yersiniosis.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
情報源(報道) | - |
URL | https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/yersiniosis-annual-epidemiological-report-2018 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。