食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05230010208
タイトル オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、「粉末カフェイン及びカフェイン高含有製品の安全性」に関する勧告について公表
資料日付 2019年9月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は9月、「粉末カフェイン及びカフェイン高含有製品の安全性」に関する勧告について公表した。
 2019年7月、 Richard Colbeck大臣(Minister for Aged Care and Senior Australians
, Minister for Youth and Sport)及びGreg Hunt大臣(Minister for Health)は、FSANZに対し食品基準規約(Australia New Zealand Food Standards Code)における現在のカフェインの認可に関する助言を求め、また粉末カフェイン及びカフェイン高含有食品に関連した消費者への警告及び規制強化のための予備的な勧告の検討を要請した。
 2019年9月、Colbeck大臣は、粉末カフェイン及びカフェイン高含有食品に関して消費者の安全を高めるためのFSANZによる勧告の全てを支持する旨を発表した。
 Colbeck大臣によって承認された5つの勧告は以下を含む:
・FSANZは、純粋及び高濃度カフェイン含有食品の小売販売を禁止するため、規約改正を提案し、緊急であると宣言する。
・FSANZは、基準2.9.4-調整補完スポーツ食品(Standard 2.9.4 - Formulated Supplementary Sports Foods)の現在の見直しの結果に基づき、食品中のカフェインの基準値(maximum limit)の設定を検討する。
・安全なカフェイン摂取に関する消費者への情報提供キャンペーンについて当局間で連携して展開し、上記勧告1の実施と併せ履行する。
・消費者への情報提供キャンペーンに先行或いは並行し、法令順守行動の情報提供のため、所管官庁向けの純粋又は高濃度のカフェイン及び高カフェイン含有製品の規制に関するガイダンスが、食品規制に関する実施小委員会(Implementation Subcommittee for Food Regulation: ISFR)によって策定され、所管官庁によって承認される。
・特定の脆弱な人口集団を含む、豪州及びニュージーランドの人々全体のカフェイン摂取に関する的を絞った研究は、次回の世代間健康及びメンタルヘルス研究(Intergenerational Health and Mental Health Study)の一部として引き続き取り組まれる。
 カフェインに関する報告書(2019)は以下のURLより入手可能。
http://www.foodstandards.gov.au/Documents/CaffeineReport2019.pdf

訳注: 2018年1月に発生した若者の死亡事故が、2019年7月にカフェイン過剰摂取(プロテインシェイクに粉末カフェインを添加して摂取)によるものであると推定されたことを受け、大臣らはFSANZに助言及び勧告の検討を要請した。本記事は、これに対するFSANZの対応に関するものである。
地域 大洋州
国・地方 豪州
情報源(公的機関) 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ)
情報源(報道) -
URL http://www.foodstandards.gov.au/Pages/Review-of-caffeine.aspx
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