食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05210260149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、アフリカ豚コレラのリサーチギャップの分析に関する科学的報告書を公表
資料日付 2019年8月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月27日、アフリカ豚コレラのリサーチギャップの分析に関する科学的報告書(7月31日承認)を公表した。概要は以下のとおり。
 アフリカ豚コレラ(ASF)の予防と規制において最も重要な知識の欠落(Knowledge gaps)が何かは、欧州連合(EU)の獣医サービス、及びその他の豚産業及びイノシシの管理に関わる利害関係者へのオンライン調査によって確認された。回答者は短期的なASFのリスク管理改善のために必要な研究を特定するために質問を受けた。
 4つの大きな知識の欠落が確認された(「イノシシ」、「アフリカ豚コレラウイルス(ASFV)の生存と伝染」、「バイオセキュリティ」、「サーベイランス」)。特に、回答者は、イノシシの管理とサーベイランスに関するより高度な知識、またイノシシ集団におけるASFの拡大と持続性に関して起こり得るメカニズムについてのより改善された知識の必要性を強調した。彼らは、ASFVの生存性及び環境や様々な物品(例えば飼料やその原料)からの伝播、潜在的な節足動物ベクターによる伝播に関する研究の必要性を示した。加えて、バイオセキュリティに関するいくつかの研究トピックが重要な知識の欠落として確認され、ASFVの家畜豚への侵入に関するリスクファクターの特定、具体的かつ適切なバイオセキュリティ措置の実施方法の開発、及び家畜豚とイノシシの接点に関する知識の改善の必要性が認められた。清浄国へのASFV侵入の潜在的な汚染源について、食品、飼料、イノシシ生体の輸送、及び人の移動に焦点を置いたASFVの潜在的侵入経路の詳細な分析によって更に理解を深める必要がある。最後に、ASFの疫学に関連する全ての関係者(トラックドライバー、ハンター及び旅行者も含む)の間で認識を高めるため、また既知の規制措置の遵守を促進させるための意思疎通の方法に関する研究もまた全ての利害関係者より言及のあったトピックである。 
 当該報告書(60ページ)は以下のURLから入手可能。
https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/epdf/10.2903/j.efsa.2019.5811
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5811
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。