食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05200850149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、リスク分析における不確実性に関する国際会議の報告書を公表
資料日付 2019年8月13日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月13日、リスク分析における不確実性に関する国際会議の報告書(2019年7月9日承認、12ページ、doi: 10.2903/sp.efsa.2019.EN-1689)を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSA及びドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、リスク分析における不確実性に関する国際会議を開催した。会議の目的は、食品安全、環境、労働、動物及び植物衛生における不確実性分析の分野で国際的に認められている指導者が一同に会し、不確実性の全体的な議論、すなわちその認知基盤、分析方法とアプローチ、意思決定における伝達と検討、及び社会との議論を開始することであった。
 会議は2019年2月21~22日にベルリンのBfRで開催された。2月20日の会議前に4ワークショップが同時進行で実施された。会議にはおよそ300名が出席し、そのうちの18%が欧州連合(EU)以外からの出席者であった。プレゼンテーションの大部分がライブ配信された。
 科学的評価に関する不確実性分析の重要性、意思決定のための関連する意味、意思決定者及び一般大衆に対する最も適切な不確実性の伝達の必要性が強調された。
 3つの主要な結論が導き出された。
1. 不確実性をよりよく理解するために訓練が有用である。
2. 科学者は不確実性を伝達する倫理的な責任を負っている。短期的には科学的研究への一般社会の信頼を高めることにはならないが、長期的にはより良い理解及び信頼に繋がる更なる情報に基づく議論を社会ができるようになる。
3. リスク評価者は、検出されない不確実性の原因を避けるために能動的な手段、つまり潜在的な予期せぬ出来事を発見し、モデル構造の選択、標準的な手法の使用、及び問題そのものの明確な定義付けから生じる不確実性を考慮する必要がある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1689
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。