食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05200180149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、コーデックス残留農薬委員会の第51回会合における欧州連合(EU)の見解を準備するための科学的支援に関する科学的報告書を公表
資料日付 2019年7月31日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月31日、コーデックス残留農薬委員会(CCPR)の第51回会合で示す欧州連合(EU)の見解を準備するための科学的支援に関する科学的報告書(2019年7月8日承認、243ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2019.5797)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会はEFSAに対して、コーデックス残留農薬委員会の第51回会合に備えて、2018年のFAO(国連食糧農業機関)/WHO(世界保健機関) 合同農薬専門家会議(JMPR)において評価された個別の有効成分について、特に推奨された毒性学的基準値及びコーデックス手順のステップ3及び6で提案された残留基準値(MRLs)に関して意見を提出するよう要請した。
 2018年JMPRは消費者リスク評価において使用される毒性学的基準値の設定に関して15有効成分を評価した(クロルフェナピル(chlorfenapyr)、エチプロール(ethiprole)等)。EFSAはJMPRにより導出された許容一日摂取量(ADI)及び急性参照用量(ARfD)と、EUレベルで導出されたものとを比較して、差異が特定された場合はその差異の要因について更に説明を行った。
  MRLsの設定に関して、JMPRは27有効成分を評価した(アバメクチン(abamectin)、ベンタゾン(bentazone)等)。
  EFSAは、過去の数年間に提起された特定の懸念及び補足評価の実施要請に従ってJMPRにより再評価された12有効成分(ベンゾビンジフルピル(benzovindiflupyr)、ブロモプロピレート(bromopropylate)等)、及び2018年のJMPR会合で協議された一般的な事項、並びにコーデックスにより提案されたMRLsに関して意見を提出した。
 入手可能な詳細は限られており、意見を提出する時間も限られていたため、JMPRの評価の詳細情報を考慮に入れた詳細な分析が常に可能であったとは限らない。
 この報告書の結論は目安であり、必要な場合には更に詳細な評価において再検討されるべきである。この報告書の意見は、現在利用可能なガイダンス文書、及び意見提出時の準拠法を背景とした中で理解されるべきである。この報告書の意見は、法的あるいは科学的枠組みが変わるならば有効ではない可能性があり、変更される必要がある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5797
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