食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05190450149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、「食品及び飼料に意図的に添加される安全性適格推定(QPS)に推薦された生物学的作用因子でEFSAに通知されたリストの更新10:2019年3月までにEFSAに通知された分類単位の適格性」に係る声明文を公表
資料日付 2019年7月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月15日、「食品及び飼料に意図的に添加される安全性適格推定(QPS)に推薦された生物学的作用因子でEFSAに通知されたリストの更新10:2019年3月までにEFSAに通知された分類単位の適格性」に係る声明文書を公表した(79ページ、2019年6月5日採択)。概要は以下のとおり。
 安全性適格推定(Qualified presumption of safety: QPS)評価法は、EFSAの科学委員会が行う生物学的作用因子の安全性リスク評価を支援するために、統一された一般的な事前評価を提供する目的で開発されたものである。分類学的同一性、知識体系、懸念される安全性及び薬剤耐性について評価がなされた。ある分類単位において特定された安全性の懸念は、数の上での合理性やその可能性によって、EFSA科学委員会によって系統レベルで評価されるべき「資格(qualifications)」に反映される。
 今回の評価において、以前に推薦されたQPS分類単位及びその適格性を変更するような新たな情報は見つからなかった。2018年10月から2019年3月までの間、市場承認のための申請によりEFSAに通知された微生物のリストは、47の生物学的作用因子について更新された。このうち19は既にQPSステータスを取得しており、20は従前のQPS委託事項においてQPSの行使から除外されていた(糸状菌11件)か、現在の委託事項内での更なる評価から除外されていた(Escherichia coli 9件)。Sphingomonas elodea、Gluconobacter frateurii、Corynebacterium ammoniagenes、Corynebacterium casei、Burkholderia ubonensis、Phaeodactylum tricornutum、Microbacterium foliorum及びEuglena gracilisが今回初めて評価された。
 S. elodeaは正式な種ではないためQPS推薦の可能性について評価できない。C. ammoniagenes及びE. gracilisは「生産目的に限り」その適格性についてQPSリストに推薦される可能性がある。以下の分類単位はQPSリストに推薦できない:B. ubonensis (生物学的に活性のある化合物を生成する潜在的及び確証的能力を有し、また知識体系が限られているため)、C. casei及びG. frateurii並びにM. foliorum (知識体系の不足のため)、P. tricornutum (フードチェーンで安全に使用された経歴が不足しており、毒性を発揮する可能性のある生物活性化合物を生産する可能性についての知見が限られているため)。
 当該声明文は以下のURLより入手可能。
https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/epdf/10.2903/j.efsa.2019.5753
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5753
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