食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05170460149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、新食品としてのフェニルカプサイシンの安全性について科学的意見書を公表
資料日付 2019年6月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事) 欧州食品安全機関(EFSA)は6月14日、規則(EU)2015/2283に準拠した新食品としてのフェニルカプサイシンの安全性について科学的意見書を公表した(5月15日採択、PDF版24ページ、doi.org/10.2903/j.efsa.2019.5718)。概要は以下のとおり。
欧州委員会からの要請を受け、欧州食品安全機関(EFSA)の栄養補助食品・栄養・アレルギーパネル(NDAパネル)は、規則(EU) 2015/2283に準拠した新食品としてのフェニルカプサイシンに対する意見を表明するよう求められた。
フェニルカプサイシンは化学合成されたカプサイシン類似化合物であり、食品サプリメント、及び特定医療目的食品(最大用量2.5 mg/日、11歳以上の一般集団用)における市販が意図されている。当該新食品の最大摂取量は2.5 mg/日であり、これは、成人一日当たり36 μg/kg体重、青年(10-14歳)一日当たり58 μg/kg体重に相当する。
当該新食品の成分組成、規格、製造工程及び安定性について提供されている情報は安全性に関する懸念を生じさせない。フェニルカプサイシンは食事において栄養関連の役割を有さず、当該新食品の喫食は栄養学的に不利益とはならないと考えられる。
当該新食品の遺伝毒性に関して懸念はないと考えられる。申請者は、消化器官及び肝臓への影響と関連する複数の変化が観察された90日間の研究を提供している。観察された両影響は当該化合物に関連する重大な影響と見なされる。雌における血漿アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALAT)レベル上昇に対するモデル平均化BMDL20値のフェニルカプサイシン最低用量は、一日当たり37.2 mg/kg(雌)であり、当該新食品の参照点として使用された。
提案された使用条件に基づき、参照点と当該新食品への最大ばく露間のばく露マージンは、成人で1
,033、青年で643となり、十分と考えられる。
NDAパネルは、フェニルカプサイシンは提案された用途及び用量において安全であると結論する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5718
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