食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05160490149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、GlycoLite(登録商標)の健康強調表示を評価した科学的意見書を公表
資料日付 2019年6月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月11日、GlycoLite(登録商標)の減量補助(helps to reduce body weight)の健康強調表示を評価した科学的意見書(2019年5月15日採択、14ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2019.5715)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州議会及び理事会規則(EC) 1924/2006第13条(5)の規定に従って、Analyze & realize社より健康強調表示の認可を求める申請書が提出され、EFSAの「栄養、新食品及び食品アレルゲンに関する科学パネル」(NDAパネル)はGlycoLite(登録商標)についての健康強調表示の科学的実証に関する意見書を提出するよう要請された。
 NDAパネルは、健康強調表示の対象であるGlycoLiteは、in vitroのα-アミラーゼ阻害活性により規格化された白いんげん豆(Phaseolus vulgaris L.)由来の水溶性抽出物であり、十分に特性決定が行われていると考える。申請者により提案された健康強調表示は「減量補助(helps to reduce body weight)」である。提案の対象集団は「減量又は体重管理を望む18歳以上の肥満した人達」である。
 NDAパネルは、減量は肥満した人達に生理学的によい効果があると考える。同一研究グループによって同じ研究センターで実施された2件のヒト介入試験は、エネルギー制限ダイエット(an energy restricted diet)のために、3gのGlycoLiteを12週間毎日摂取した場合、体重に効果があることを示した。それらの結果は別の設定では再現されなかった。方法論的限界がある1件の短期試験では、自由な量の食品摂取(eating ad libitum)の場合、GlycoLiteの効果を示した。GlycoLiteがIn vivoのヒトの体重を減少させる仕組みに関してエビデンスは何も提出されなかった。
 NDAパネルは、提出されたエビデンスは、エネルギー制限ダイエット又は自由な量の食品摂取のいずれの場合においても、GlycoLiteの摂取及び体重の減少との因果関係を証明するには不十分であると結論付ける。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5715
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