食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05140380294
タイトル 世界保健機関(WHO)、サウジアラビア王国の中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)感染者情報を更新
資料日付 2019年5月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事) 世界保健機関(WHO)は5月9日、サウジアラビア王国の中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)感染者情報を更新した。概要は以下のとおり。
 サウジアラビアの担当部局(National IHR Focal Point of Saudi Arabia)より、3月1日から4月8日までの、MERS-CoVに関連した13人の死亡を含む45人の追加症例について報告があった。報告された45症例のうち、1人の死亡を含む9症例がWadi Aldwasir市での集団感染に関連していた。
 当記事では、Wadi Aldwasir市で報告された9症例を除く、サウジアラビア国内で報告された36症例について述べている。36症例のうち10症例がAlkhafi市で、6症例がRiyadh市で報告された。Wadi Aldwasir市における集団感染の概要は、2019年4月24日に公表されている(訳注)。
 感染確定36症例のうち、ラクダの乳摂取歴があるのは9症例であった。
 2012年以降、2019年4月8日までに、世界中からWHOに836人の関連死亡者を含む2
,419件のMERS-CoV確定症例の届出があった。
 WHOはこれら追加症例の届出によってMERS-CoVの総合的なリスク評価に変更は無いとしている。食品衛生慣行を守り、ラクダの生乳や尿を飲んだり適切な加熱をしていない肉を食べたりすることは避けるべきである。
 2019年3月1日から4月8日の間に報告された36症例の詳細情報は、以下のURLから入手可能。
https://www.who.int/csr/don/20190509_mers_saudi_arabia.xls?ua=1
(訳注)2019年4月24日に公表されたWadi Aldwasir市における集団感染の概要は、以下のURLから入手可能。
https://www.who.int/csr/don/24-April-2019-mers-saudi-arabia/en/
 上記のWadi Aldwasir市における集団感染の概要によると、 2019年1月に当該集団感染が始まって以降、同市では合計61人のMERS-CoV患者が報告されている。感染源を調査したところ、61症例中、37症例が院内感染であり、14症例(23%)が医療従事者であった。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) -
URL https://www.who.int/csr/don/09-may-2019-mers-saudi-arabia/en/
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