食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05130440294
タイトル 世界保健機関(WHO)、人獣共通感染症の鳥インフルエンザに関する概要及び評価報告書(2019/02/13~2019/04/09)を公表
資料日付 2019年4月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は4月12日、人獣共通感染症の鳥インフルエンザに関する概要及び評価報告書(2019/02/13~2019/04/09)を公表した(4ページ)。
1. 新たな感染
 前回の2019年2月12日の更新以降、鳥インフルエンザA(H7N9)及び A(H9N2)ウイルスの新たなヒトへの感染が報告された。
2. リスク評価
 ヒトと動物間において現在知られているインフルエンザウイルスの、全体的な公衆衛生上のリスクは変化しておらず、これらのウイルスのヒトからヒトへの持続的な感染の可能性は低いままである。動物由来ウイルスのヒトへの更なる感染が予想される。
3. 鳥インフルエンザA(H5)ウイルスによる感染状況
 前回2月12日の更新以降、WHOへ新たなA(H5)ウイルス感染検査確定ヒト症例の報告はなかった。国際獣疫事務局(OIE)への報告によると、アフリカ、欧州及びアジアの鳥類において、様々なA(H5)インフルエンザの亜型が引き続き検出されている。全体として、リスク評価に変更はない。
4. 鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスによる感染状況
 前回の2019年2月12日の更新以降、新たに1人のA(H7N9)ウイルス感染検査確定ヒト症例が中国からWHOに報告された。3月18日に発症した82歳の男性が、3月31日に重症の肺炎で入院した。当該症例は甘粛省から報告されたが、中国の内モンゴル地域でばく露の可能性があると報告されている。当該症例との濃厚接触者の中に、更なるヒトの症例は報告されていない。本件のばく露の可能性及びウイルスに関する追加情報が待たれる。
 2013年以降、計1
,568人の鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスによる感染確定ヒト症例がWHOに報告されている。遼寧省の家きん類における1件の集団感染の報告を除いて、今年、動物のインフルエンザA(H7N9)ウイルスの検出に関する中国の動物衛生当局から公式に入手可能な報告はない。
5. 鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルスによる感染状況
 2019年2月12日の前回の更新以降、新たに1人のA(H9N2)ウイルス感染検査確定ヒト症例が中国からWHOに報告された。
 3月15日に発症した江蘇省の9歳の男児が、翌日重症の肺炎で入院した。当該症例は、生きた家きん市場でばく露したと報告されている。当該症例の濃厚接触者の中に、更なるヒト症例は報告されていない。当該症例のウイルスの特性評価は、中国の北京にあるWHO共同研究センターで行われた。
 鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルスは、中国の家きんにおいて風土病化している。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) -
URL https://www.who.int/influenza/human_animal_interface/Influenza_Summary_IRA_HA_interface_09_04_2019.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。