食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05130400470 |
タイトル | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、志賀毒素/ベロ毒素産生性大腸菌(STEC/VTEC)感染症に関する2017年疫学報告書を公表 |
資料日付 | 2019年4月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は4月8日、志賀毒素/ベロ毒素産生性大腸菌(STEC/VTEC)感染症に関する2017年疫学報告書を公表した(6ページ)。主な内容は以下のとおり。 1. 2017年に欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)で報告された志賀毒素/ベロ毒素産生性大腸菌(STEC/VTEC)による感染確定症例は6 ,457件であった。同症のEU/EEA届出率は人口10万対1.8症例であり、2013年から2017年まで一定であった。デンマーク、アイルランド、ノルウェー及びスウェーデンで高い届出率が報告された。 2. 確定症例の割合は0-4歳児で最も高く(人口10万対8.9症例)、2017年の全確定症例の約三分の一を占める。これは溶血性尿毒症症候群(HUS)症例においても同様であり、報告された症例の三分の二が0-4歳児の患者であった。 3. O157が最も多く報告された血清型であるが、その割合は減り続けている。一方で2017年では非O157血清型STEC/VTECの割合が増加した。非O157血清型はO157よりもHUS症例の中で高い割合を占めており、このことは重篤な感染症の発生リスクや大規模な集団感染の可能性を強調している。 4. 2017年EUにおいてSTEC/VTECは4番目に多く報告された人獣共通感染症である。大半のヒトのSTEC/VTEC症例は孤発的である。最新の系統的レビューでは加熱不十分な牛挽肉やその他の肉が孤発的なSTEC感染の重要なリスクファクターとなることがわかっており、汚染肉からの感染はほとんどの場合O157によって引き起こされることが示されている。 当該報告書は以下のURLから入手可能。 http://ecdc.europa.eu/sites/portal/files/documents/AER_for_2017-STEC-VTEC.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
情報源(報道) | - |
URL | https://ecdc.europa.eu/en/publications-data/shiga-toxinverocytotoxin-producing-escher-ichia-coli-stecvtec-infection-annual |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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