食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05130370104
タイトル 米国疾病管理予防センター (CDC)、デリ(惣菜店)で薄切りにされた食肉及びチーズに関連した複数州におけるリステリア集団感染について公表
資料日付 2019年4月17日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  米国疾病管理予防センター (CDC)は4月17日、デリ(惣菜店)で薄切りにされた食肉及びチーズに関連した複数州におけるリステリア集団感染について公表した。概要は以下のとおり。
1. CDC及び複数州は、デリで薄切りにされた食肉及びチーズに関連した複数州におけるリステリア集団感染に関して調査を行っている。米国農務省食品安全検査局(USDA-FSIS)及び米国食品医薬品庁(FDA)が当該集団感染の監視を行っている。
2. 2019年4月15日時点で、リステリア・モノサイトゲネス(Listeria monocytogenes)集団感染菌株の感染者が8名、4州(ペンシルバニア州、ミシガン州、ニューヨーク州及びニュージャージー州)から報告されている。
3. 患者からのリステリア検体は2016年11月13日から2019年3月4日までに採取された。患者の年齢は40歳から88歳、年齢中央値は57歳である。患者の38%が女性である。8人(100%)全員が入院した。1人の死亡者がミシガン州から報告されている。
4. 疫学及び検査の証拠は、デリで薄切りにされた食肉及びチーズがリステリア・モノサイトゲネスに汚染されており、感染の原因となった可能性を示している。
5. リステリア・モノサイトゲネスの集団感染株は、1店舗のデリで薄切りにされた食肉、またニューヨーク州及びロードアイランド州にある複数の小売店のデリ・カウンターの検体から確認されている。全ゲノムシークエンス解析(WGS)により、これら店舗の検体由来のリステリア菌株が患者由来のリステリア菌株と遺伝的に近縁であることが示された。現時点の調査では、デリで薄切りにされたあるいは調理された共通の製品は特定されていない。
6. 当該集団感染は、薄切りにされた食肉やチーズ等のデリ製品がリステリア菌を保有する可能性を喚起するものである。リステリア感染の高リスク集団に属する人は、ランチ・ミート、コールド・カット(薄く切った冷製調理済み肉)、あるいはその他デリミートの喫食を避けるべきである。ただし、中心温度が華氏165度(73.9℃)になるまで加熱されている場合又は提供直前まで湯気が出るほどに熱く保温されている場合はこの限りではない。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) -
URL https://www.cdc.gov/listeria/outbreaks/deliproducts-04-19/index.html
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