食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05120650149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、塩化物の食事摂取基準に関する科学的意見書を公表し、意見公募を開始
資料日付 2019年4月3日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月3日、塩化物(Chloride
, Cl)の食事摂取基準(Dietary Reference Values: DRV)に関するEFSAの「栄養製品、栄養及びアレルギーに関する科学パネル」(NDAパネル)が作成した科学的意見書(31ページ)を公表し、2019年5月22日までの意見公募を開始した。科学的意見書の概要は以下のとおり。
 欧州委員会からの要請に従って、EFSAのNDAパネルは塩化物に関するDRVを導出した。
 塩化物の状態の適切なバイオマーカー、塩化物のDRVを設定するのに使用可能な塩化物摂取量及び健康結果との関係に関するバランス試験、及び適切なエビデンスはない。
 体内におけるナトリウム及び塩化物のバランスには密接な関係がある。塩化ナトリウム(Sodium chloride)は 欧州の食事における両電解質の主要な供給源であり、ナトリウム及び塩化物の類似した尿中排泄(モル基準で)が西洋の集団において典型的に観察される。
 したがってNDAパネルは、塩化物に関する目安量は全集団グループに関するナトリウムの目安量の等モルの量で設定が可能であると判断した。食事摂取目安量は1歳から3歳児1.7g/日、4歳から6歳児2.0g/日、7歳から10歳児2.6g/日、11歳から17歳児3.1g/日、妊婦及び授乳中の女性を含む成人に関して3.1g/日である。これらの塩化物摂取量はナトリウムの目安量と同様に、塩化物摂取量の主要な供給源が塩化ナトリウムであることを考慮して、欧州連合(EU)の一般集団にとって安全及び適切であると考えられる。生後7か月から11か月の乳児に関しては、目安量(Adequate Intake: AI) 0.3g/日が設定されている。
この科学的意見書(31ページ)は以下のURLのドキュメントから入手可能。
http://www.efsa.europa.eu/en/consultations/call/190403-0
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/consultations/call/190403-0
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