食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05120490149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、Testbiotech社より提出された、application EFSA-GMO-BE-2013-118に関する委員会施行決定(EU) No 2018/2046の内部審査の要請に対する科学的勧告について科学的報告書を公表
資料日付 2019年3月26日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事) 欧州食品安全機関(EFSA)は3月26日、Testbiotech社より提出された、トウモロコシMON 87427×MON 89034×1507×MON 88017×59122及びその下位掛け合わせ系統(application EFSA-GMO-BE-2013-118)に関する委員会施行決定(EU) No 2018/2046の内部審査の要請に対する科学的勧告について科学的報告書を公表した(3月18日採択、PDF版25ページ、doi.org/10.2903/sp.efsa.2019.EN-1603)。概要は以下のとおり。
欧州委員会からの要請を受け、EFSAは規則(EC) No 1367/2006の下、Testbiotech社より提出された委員会施行決定(EU) No 2018/2046の内部審査の要請に関し、その技術的背景の科学的内容を評価した。当該決定は、遺伝子組換えトウモロコシMON 87427×MON 89034×1507×MON 88017×59122及びその下位掛け合わせ系統(application EFSA-GMO-BE-2013-118)の市場投入を認可するものである。
当該内部審査要請において、Testbiotech社は5イベントスタックトウモロコシ及びその下位掛け合わせ系統に関するEFSAのGMO(Genetically Modified Organism)パネルのリスク評価を批判している。Testbiotech社により提起された議論は以下に関連するものである。タンパク質発現データの信頼性、農業慣行・気象学的条件・農学的条件の観点における比較分析に用いられた試験材料の代表性、形質転換イベントの組み合わせより生じる毒物学・アレルゲン性に関する潜在的相乗的作用あるいは拮抗的作用、導入遺伝子供給源のアレルゲン性、Cry毒素のアジュバンド性、他の栽培種あるいは野生種への遺伝子フロー、リスク評価の範囲内における下位掛け合わせ系統の評価。
EFSAはTestbiotech社の技術的背景において提起された各科学的議論を分析し、どの議論も、EFSAのGMOパネルによる、当該5イベントスタックトウモロコシ及びその下位掛け合わせ系統に関するリスク評価の結論・リスク管理への提言を無効にする可能性のある新たな情報を明らかにしていないと結論する。よって、EFSAはGMOパネルによりなされた当該トウモロコシに関する以前のリスク評価の結論・リスク管理への提言は有効であり、かつ、適用可能であると考察する。
当該技術的報告書は下記URLより入手可能。
http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1603
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/sp.efsa.2019.EN-1603
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