食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05040830149
タイトル 欧州食品安全機関、遺伝子組換えトウモロコシMZHG0JGの食品・飼料としての利用、輸入及び加工に関して規則(EC)No 1829/2003の下で評価した科学的意見書を公表
資料日付 2018年11月19日
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分類2 -
概要(記事) 欧州食品安全機関(EFSA)は11月14日、遺伝子組換えトウモロコシMZHG0JGの食品・飼料としての使用、輸入及び加工に関して規則(EC)No 1829/2003の下で評価した科学的意見書を公表した(application EFSA‐GMO‐DE‐2016‐133、10月17日採択、PDF版26ページ、doi.org/10.2903/j.efsa.2018.5469)。概要は以下のとおり。
EFSA GMOパネルは、トウモロコシMZHG0JGは、申請書の記載とおり、ヒトの健康・動物衛生・環境に対する潜在的効果に関して、従来品種及び試験に使われた市販非遺伝子組換え参照栽培種と同様に安全であると結論付けた。
申請EFSA‐GMO‐DE‐2016‐133の範囲は、遺伝子組換えトウモロコシMZHG0JGの欧州連合(EU)域内における食品・飼料としての利用、輸入及び加工である。トウモロコシMZHG0JGは除草活性物質グリホサート及びグルホシネート-アンモニウム耐性を付与するために作出された。
分子特性決定データ及びバイオインフォマティクス解析からは食品・飼料安全性評価を要する問題は確認されなかった。初期(間引き前)のスタンドカウント(訳注: 作付面積当たりの個体数を計測し適正化する行程)を除き、トウモロコシMZHG0JGと従来品間で確認された農学的・表現型的差違、及び、成分組成特性上の差違は更なる評価を要しなかった。
トウモロコシMZHG0JGで発現し、除草剤耐性を付与しているタンパク質群の毒性及びアレルゲン性に関して安全性の懸念は確認されず、遺伝子組換え操作によりトウモロコシMZHG0JGのアレルゲン性が全般的に変化する可能性を示すエビデンスは得られなかった。
トウモロコシMZHG0JG由来の食品・飼料は、従来品及び市販非遺伝子組換えトウモロコシ参照栽培種由来の製品と同一の栄養効果を有すると期待される。トウモロコシMZHG0JGは、従来品種及び試験に使われた市販非遺伝子組換え参照栽培種と栄養学的に同等であり、且つ、安全であり、市販後の食料及び飼料のモニタリングは必須ではないと結論付けられた。
発芽可能な穀粒が偶発的に環境に放出された場合、トウモロコシMZHG0JGは環境に対する安全性の懸念を生じないと考えられる。市販後の環境モニタリング計画、及び、その報告間隔はトウモロコシMZHG0JGの意図されている用途に則している。
当該科学的意見書は下記URLより入手可能。
https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2018.5469
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2018.5469
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