食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05040470104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、七面鳥生肉製品に関連した複数州における多剤耐性サルモネラ集団感染症に関する続報を公表(11月8日、11月16日)
資料日付 2018年11月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は11月8日及び11月16日、七面鳥生肉製品に関連した複数州における多剤耐性サルモネラ集団感染症に関する続報を公表した。概要は以下のとおり。
I. 11月8日付け
1. CDC及び複数州の公衆衛生及び規制当局は、複数州における七面鳥生肉製品に関連した複数州における多剤耐性サルモネラ集団感染症に関して調査している。米国農務省の食品安全検査局(USDA-FSIS)が本集団感染症を監視している。
2. 11月5日時点で、サルモネラ・リーディング(Salmonella Reading)の集団感染株に感染した164人が35州から報告されている
3. 発症日は2017年11月20日から2018年10月20日まで、患者の年齢は1歳未満~91歳、年齢中央値45歳であった。患者の56%が女性であった。情報の得られた135人のうち、63人(47%)が入院した。1人の死亡がカリフォルニア州から報告されている。
4. 聞き取り調査では、患者は、様々な場所から購入した異なる種類及びブランドの七面鳥製品を喫食したと報告している。七面鳥生肉のペットフードをペットに与えた家庭に住んでいた人が3人いた。七面鳥を飼育あるいは加工する施設で作業していたか、作業者と同居していた人が3人いた。
5.当該集団感染株は、七面鳥生肉のペットフード、七面鳥生肉製品、生きた七面鳥から採取した検体で確認されている。
6. 全ゲノムシークエンス解析(WGS)では、116分離株(53株が患者由来で、63株が食品及び動物検体由来)において予想された薬剤耐性は確認されなかった。しかし患者由来の68分離株及び食品、動物及び環境検体由来の84検体には、アンピシリン、ストレプトマイシン、スルファメトキサゾール、テトラサイクリン、カナマイシン、ゲンタマイシン、ナリジクス酸、シプロフロキサシン、セフトリアキソン及びホスホマイシンの全て、あるいは幾つかの抗菌性物質に対する耐性遺伝子が含まれていた。集団感染株5検体についてのCDCの全米薬剤耐性監視システム(NARMS)研究所による標準薬剤感受性試験法を用いた試験では、これらの知見を裏付けた。これらの抗菌性物質は通常サルモネラ感染症に使用されないため、この耐性は治療する患者の多くにおいて使用される抗菌性物質の選択に影響しない可能性が高い。
7. 七面鳥生肉製品或いは生きた七面鳥の共通の供給元は特定されていない。
8. S. Readingの集団感染株は、生きた七面鳥及び多種類の七面鳥生肉製品に存在し、七面鳥飼育業に広がっている可能性があることを示している。CDC及びUSDA-FSISは、当該情報を七面鳥飼育業界の代表者と共有し、サルモネラ汚染を減じるために実行可能な措置を要求した。
II. 11月16日付け
1. アリゾナ州の公衆衛生当局は、患者宅から未開封のJennie-Oブランドの七面鳥挽肉を回収し、その七面鳥挽肉中に、当該S. Reading集団感染株を確認した。
2. 11月15日、ウィスコンシン州バロンにあるJennie-O Turkey Store Sales社は、約91,388ポンド(約41.45トン)の七面鳥挽肉製品をリコールした。リコール対象の七面鳥挽肉製品は1ポンドの包装で販売され、消費期限(use by dates)は2018年10月1日及び10月2日とされている。
3. 当該集団感染患者は、複数の店舗で異なるブランドの七面鳥生肉製品を購入したと報告している。得られたデータは、このS. Reading株が生きた七面鳥及び七面鳥生肉製品に存在する可能性があることを示している。当該集団感染全体を説明できる、七面鳥生肉製品あるいは生きた七面鳥の共通の単独の供給元は特定されていない。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/salmonella/reading-07-18/index.html