食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05030400104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、殻付き卵に関連したサルモネラ属菌集団感染に関する情報を最終更新
資料日付 2018年10月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は10月25日、Gravel Ridge Farmsの殻付き卵に関連したサルモネラ属菌集団感染に関する情報を最終更新した。概要は以下のとおり。
1. 2018年10月25日時点で、本集団感染は終息したとみられる。
2. CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局、並びに米国食品医薬品庁(FDA)は、Gravel Ridge Farms(アラバマ州Cullmanにある養鶏場)の殻付き卵に関連する複数州におけるSalmonella Enteritidisによる集団感染に関して調査を行った。
3. 10月24日現在、S. Enteritidis集団感染株に感染した44人が11州から報告された。発症日は2018年5月17日から8月26日まで、患者は1~94歳、年齢中央値は32歳、60%が女性であった。情報の得られた37人のうち12人(32%)が入院し、死亡者の報告はなかった。
4. 全ゲノムシークエンス解析(WGS)では、患者25人及び食品1検体の分離株での薬剤耐性は確認されなかった。CDCの全米薬剤耐性監視システム(NARMS)検査機関により実施された標準薬剤感受性試験でも、臨床分離株3株は薬剤耐性を示さなかった。
5. 疫学、遡及調査及び検査の証拠から、Gravel Ridge Farmsで生産された殻付き卵が、本集団感染源となった可能性が高いことを示した。
 FDAと州の担当者は、発症者が卵料理を喫食した飲食店に供給された殻付き卵の供給元がGravel Ridge Farmsであることを突き止め、Gravel Ridge Farmsの環境検体及び同施設で採取された卵検体から、S. Enteritidisの集団感染株が確認された。
 全ゲノムシークエンス解析(WGS)の結果、Gravel Ridge Farmsの環境検体及び採取された卵検体から検出されたサルモネラ属菌が、患者由来のサルモネラ属菌と遺伝的に近縁であることが示された。これらの結果は、本集団感染の患者はGravel Ridge Farms由来の殻付き卵を喫食したことが原因で発症したことの更なる証拠となった。
6. Gravel Ridge Farmsは9月8日、サルモネラ属菌に汚染されている可能性があることから、使用期限が7月25日から10月3日までの平飼いLサイズ卵をリコールした。
 本件に関するFDAの情報は、以下のURLから入手可能。
https://www.fda.gov/Food/RecallsOutbreaksEmergencies/Outbreaks/ucm619945.htm
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/salmonella/enteritidis-09-18/index.html
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。