食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05030020492 |
タイトル | 台湾衛生福利部、「中国産毒上海ガニ、1匹食べたら基準値超え」とのメディア報道を受け説明 |
資料日付 | 2018年10月27日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 台湾衛生福利部は10月27日、「中国産毒上海ガニ、1匹食べたら基準値超え」とのメディア報道を受け説明した。概要は以下のとおり。 喬艾舶国際企業有限公司及び侑豊企業有限公司は中国の安徽省、江西省から上海ガニを3ロット計14.954t輸入し、水際検査の結果がまだ出ずに輸入許可を得ていない状態で密かに売っていた。検査の結果、当該3ロットのダイオキシン含有量は8.4~25.1pg/g(※)で、基準値である3.5pg/g(※)を上回り、1匹食べただけで基準値を超えてしまう。(※訳注:原文はpg/kgだが、誤植と思われる) 上記報道を受け、同部は以下のように説明している。 1. ダイオキシンの耐容一日摂取量(TDI) ダイオキシンのTDIは1~4pg/kgで、体重が60kgの成人の場合、1日当たり240pgを超えて摂取してはならない。 2. 今回の事案における上海ガニ中のダイオキシン 上海ガニ1匹は約150gで、その可食部は約50gである。今回検出されたダイオキシンの最大濃度25.1pg/g湿重量を用いて計算すると、当該上海ガニを1匹食べた場合のダイオキシン摂取量は1 ,255pg(25.1×50=1 ,255)と推定される。 3. 過度に心配する必要はない 1 ,255pgというダイオキシン含有量はTDIの240pgを上回っているが、上海ガニが生産される季節は10月から11月と短く、毎月食べるわけではない。よって、1年当たりの耐容摂取量(240×365=87 ,600)から考えると、今回検出された最大濃度のダイオキシンを含む上海ガニを1年間に1人で70匹食べなければ、1年当たりの耐容摂取量を上回る(1 ,255×70=87 ,850)ことはない。現実的には1年間に上海ガニを70匹も食べることは稀であるため過度に心配する必要はない。 |
地域 | アジア |
国・地方 | 台湾 |
情報源(公的機関) | 台湾衛生福利部 |
情報源(報道) | 台湾衛生福利部 |
URL | https://www.mohw.gov.tw/cp-17-44932-1.html |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。