食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05020180149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、追加の二重結合がある又はない、2-アルキル、脂肪族、非環式α ,β-不飽和アルデヒド類及びそれらの前駆体に関する科学的意見書を公表
資料日付 2018年10月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月17日、香料グループ評価 201 改訂2(FGE.201Rev2):FGE.19の化学物質サブグループ1.1.2のうち、追加の二重結合がある又はない、2-アルキル、脂肪族、非環式α
,β-不飽和アルデヒド類及びそれらの前駆体に関するEFSAの食品添加物及び香料に関するパネル(FAFパネル)による科学的意見書(2018年9月13日採択、33ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2018.5423)を公表した。概要は以下のとおり。
 FAFパネルはFGE.201 Rev2において、企業の提出したFGE.19の化学物質のサブグループ1.1.2の2-メチルペント-2-エナール( 2‐methylpent‐2‐enal )[FL‐no: 05.090]及び2-メチルクロトンアルデヒド(2 methylcrotonaldehyde )[FL-no: 05.095]の2物質の遺伝毒性に関する追加情報を検討するよう要請された。
 FGE.201Rev1においてFAFパネルは、このサブグループの遺伝毒性の可能性を明確にするために更なるデータが必要であると結論付け、in vivoで更に遺伝毒性を調査するために望ましい選択肢として、最初の接触部位である肝臓及び十二指腸におけるコメットアッセイ(commet assay)による[FL‐no: 05.095]の試験を検討した。
 [FL‐no: 05.090]及び[FL‐no: 05.095]に対する新たな遺伝毒性試験が提出された。小核/コメットアッセイ試験の結果、[FL‐no: 05.090]では、細菌で観察された弱い遺伝子突然変異誘発作用は確認されず、in vitro小核アッセイではネガティブな結果が得られ、DNA損傷を誘発しなかった。[FL‐no: 05.095]は、遺伝子導入ラット(transgenic rats)の肝臓及び腺胃で遺伝子突然変異を誘発しなかった。
 更に、肝臓及び十二指腸のin vivoコメットアッセイ試験において、[FL‐no: 05.095]は、DNA損傷を誘発しなかった。全体としてFAFパネルは、代表物質の[FL‐no: 05.095]及び[FL‐no: 05.090]に対してin vitroで観察された遺伝毒性のエビデンスはin vivoでは確認されず、したがって、このサブグループの全10物質は香料物質の評価手順を通して評価できると結論付けた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5423
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