食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05020070105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、食品添加物規則、合成香料及び補助剤(ベンゾフェノン、 アクリル酸エチル、 オイゲニルメチルエーテル、ミルセン、プレゴン及びピリジン)に関する最終規則を公表
資料日付 2018年10月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は10月9日、食品添加物規則、合成香料及び補助剤(ベンゾフェノン、 アクリル酸エチル、 オイゲニルメチルエーテル、ミルセン、プレゴン及びピリジン)に関する最終規則を公表した。概要は以下のとおり。
 FDAは、ベンゾフェノン(benzophenone)、 アクリル酸エチル (ethyl acrylate)、オイゲニルメチルエーテル(eugenyl methylether)、ミルセン(myrcene)、プレゴン(pulegone)及びピリジン(pyridine)を食品中に使用する合成香料として、今後の使用を認可しない(no longer authorize the use)よう食品添加物規則を改正することにより、提出された申請を部分的に承諾する。
 これらの物質はその意図する使用の条件に従う場合は公衆衛生上のリスクを生じないとするFDAの科学的分析及び決定に反して、申請者はこれらの添加物が実験動物においてがんを誘発することを示すデータを提示しており、動物におけるこの知見の結果として、FDAは法律上、これらの合成香料を食品添加物規則のリストに記載することを継続できないという理由により、FDAはこの措置をとることとしている。
 FDAはまた、ベンゾフェノンが動物においてがんを誘発するという証拠のために、食品と接触して反復使用することを意図したゴム製品の添加剤としてのベンゾフェノンの使用を今後規定しないよう食品添加物規則を改正している。
 加えてFDAは、食品中のこれらの合成香料の使用を禁止する(prohibit)規則を発行する(※訳注)という申請者の要請については、食品添加物請願の対象として適切ではないとして、却下している。
 当該規則は同日から有効で、異議申し立てや聴聞会の要請は11月8日まで受け付ける。
 当該官報のPDFファイルは、以下のURLから入手可能。
https://www.gpo.gov/fdsys/pkg/FR-2018-10-09/pdf/2018-21807.pdf
 本件に関するFDAのニュース記事は、以下のURLから入手可能。
https://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm622475.htm
 (※訳注) 申請のうち、当該物質を米国連邦規則21CFR Part172「食品に添加可能な食品添加物(FOOD ADDITIVES PERMITTED FOR DIRECT ADDITION TO FOOD FOR HUMAN CONSUMPTION)」及び同Part177「間接食品添加物(INDIRECT FOOD ADDITIVES: POLYMERS)」のリストから削除することは認められたが、連邦規則21CFR Part189「食品への使用が禁止されている物質(SUBSTANCES PROHIBITED FROM USE IN HUMAN FOOD)」のリストへの追加は却下された。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL https://www.federalregister.gov/documents/2018/10/09/2018-21807/food-additive-regulations-synthetic-flavoring-agents-and-adjuvants
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