食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05010700494
タイトル 台湾衛生福利部疾病管制署、腸チフスの輸入症例が確認された旨公表
資料日付 2018年9月12日
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分類2 -
概要(記事)  台湾衛生福利部疾病管制署は9月12日、腸チフスの輸入症例が確認された旨公表し、国外では手と食事の衛生に留意するよう注意喚起した。概要は以下のとおり。
 台湾北部に住む女性が8月6日から19日にかけて台湾籍の夫と2人の息子とともにインドネシアに里帰りした。8月20日から30日まで下痢や腹部の違和感等の症状を呈したため医療機関を3回受診した。検査の結果、腸チフスと確定診断された。また、長男は8月31日から微熱・咽頭痛・咳・下痢・腹部の違和感等の症状を呈し、症状が続いたため9月4日に医療機関を受診したところ、検査により腸チフスと確定診断された。2人とも、インドネシアに滞在していた時期が潜伏期間にあたるため、輸入症例と判断された。現在、1人は自宅で休養し、1人は入院中である。
 患者2人は食品や飲料を生で摂取する習慣はなく、インドネシアでもボトル入り飲料を飲用していた。家の中では少量の野菜が栽培されており、食事を作る際は井戸水を使用していた。通常、3食とも患者の女性が料理していることから、当該感染症を引き起こした排除できない原因として患者が食事を作る際に手の衛生管理を徹底していなかったこと、又は住まいの共用風呂・トイレがきれいに消毒されていなかったことが挙げられる。
 2018年9月9日までに台湾における腸チフスの確定症例数は11人である。このうち、9人は輸入症例であり、感染国はインドネシアが4人、インドが2人、ミャンマーが1人、フィリピンが1人、カンボジアが1人である。2015年から2017年の同時期における確定症例数は22人、3人、15人で、うち輸入症例数は11人、2人、13人であり、感染国はインドネシアが10人と最も多く、その他は近隣のアジア諸国である。
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾衛生福利部疾病管制署
情報源(報道) 台湾衛生福利部疾病管制署
URL https://www.mohw.gov.tw/cp-3800-43821-1.html
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