食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05010600104
タイトル 米国疾病管理予防センター (CDC)、食鳥処理施設の作業者の間で発生した複数州におけるオウム病集団感染(2018年)について公表
資料日付 2018年9月19日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター (CDC)は9月19日、食鳥処理施設の作業者の間で発生した複数州におけるオウム病集団感染(2018年)について公表した。概要は以下のとおり。
1. バージニア州及びジョージア州の保健省は、一企業が所有する2つの食鳥処理施設で発生した複数州におけるオウム病集団感染について調査を行っている。CDCと米国農務省(USDA)が調査を支援している。CDCはUSDAの食品安全検査局(FSIS)と協力し、他の同様の処理場での確認作業を行っている。
2. 最新の集団感染情報:
 2018年8月から9月にかけて、バージニア州及びジョージア州の2つの食鳥処理施設の作業者の間で、オウム病症例が報告された。一企業が両方の施設を所有している。
 検査機関で実施された検査によって、オウム病クラミジア(Chlamydia psittaci)が11人で確認された。検査確定症例ではないが、当該2施設の作業者において更なる患者が確認されている。死亡者の報告はない。
3. どのようにしてオウム病に感染するか:
 最新のデータによると、本集団感染は、特定の食鳥処理施設で働く人にのみ感染していることが示されている。公衆衛生当局は、感染が起きた施設に出荷された鶏にばく露した他の人々(農家、トラック運転手等)が発症していないかを調査中である。現時点では、当該業界以外の人及び消費者にリスクがあるとは考えられない。
 オウム病を引き起こす細菌への最も一般的な感染経路は、感染した鳥類由来の乾燥した分泌物(例えば、排泄や呼吸による)を含む塵を吸入することである。鶏肉の調理或いは喫食で、当該細菌が広がる可能性があるという科学的証拠はない。
 オウム病がヒトからヒトへ伝播することはまれである。当該集団感染で、感染施設の作業者ではない家族間での感染は報告されていない。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/pneumonia/atypical/psittacosis/surveillance-reporting/outbreaks/2018-poultry-multistate-investigation.html
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