食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05000550149
タイトル  欧州食品安全機関(EFSA)、水生生物に対する規制リスク評価のための最先端のトキシコキネティクス及びトキシコダイナミクス影響モデルに係る科学的意見書を公表
資料日付 2018年8月23日
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分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月23日、水生生物に対する規制リスク評価のための最先端のトキシコキネティクス及びトキシコダイナミクス(TKTD)影響モデルに係る植物保護製剤及びその残留物に関する科学パネル(PPRパネル)による科学的意見書(2018年6月27日採択、188ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2018.5377)を公表した。概要は以下のとおり。
 PPRはEFSAの要請により、最先端のTKTDモデル、及び農薬と水生生物に対する将来の環境リスク評価(ERA)におけるそれらの利用に係る意見書を作成した。
 TKTDモデルは、特定の種あるいは特定の化合物を対象にしており、未試験のばく露条件下での農薬の(亜)致死効果を予測するために利用できる。
 次の3つの異なるTKTDモデルが説明されている。(i) General Unified Threshold models of Survival’ (GUTS)、(ii) Dynamic Energy Budget theoryに基づくモデル(DEBtox models)、(iii)主要生産者モデル。これら全てのTKTDモデルは、生物の内部ばく露に影響するプロセス(TK)は損傷及び影響/死に繋がるプロセス(TD)とは分離されているという原理にしたがっている。
 GUTSモデルは、未試験のばく露条件下での生存率を予測するために使用される。DEBtoxモデルは、毒物の成長及び生殖への経時的、時には全ライフサイクルを超えての影響を調査する。主要生産者及び農薬のためのTKTDモデルは、藻類のLemna及びMyriophyllumに対して作成された。全てのTKTDモデルの較正には、標準の試験種及び/又は追加的な種に係る毒性データを使用することができる。検証のためには、独立した厳正なばく露試験から得られる特定の物質及び特定の種のデータセットが必要とされる。現行の技術水準(証憑書類のついた、及び評価が行われた具体例の不足)に基づくと、DEBtoxモデル手法は調査用途に限定される。しかしながら、農薬のERAにおける将来の使用の大きな可能性が認識されている。GUTSモデル及びLemnaモデルは規制評価において使用可能な状態となっていると考えられる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5377
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