食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05000200305
タイトル  欧州連合(EU)、殺生物剤に使用される有効成分としてシペルメトリンの認可を官報で公表
資料日付 2018年8月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州連合(EU)は8月14日、製品タイプ18の殺生物剤に使用される現行の有効成分としてシペルメトリン(cypermethrin)を認可する委員会施行規則(EU) 2018/1130の採択を官報で公表した。
1. 委員会委任規則(EU) No 1062/2014は、殺生物剤における使用認可の評価を受けるべき現行の有効成分をリスト化している。そのリストはシペルメトリンを収載している。
2. シペルメトリンは欧州議会及び理事会(EU)規則 No 528/2012の付属書Vに明示される製品タイプ18の殺虫剤、殺ダニ剤及びその他節足動物を防除する製品の使用に向けて評価を受けてきた。
3. 委任規則(EU) No 1062/2014の第7条2項の規定に基づき、評価担当機関であるベルギーの結論に関連して、2017年5月5日、殺生物製剤委員会(the Biocidal Products Committee)による欧州化学品庁(European Chemical Agency(ECHA))の意見書が公表された。
4. この意見書によれば、シペルメトリンを含有する製品タイプ18の殺生物剤は、その使用に関するいくつかの明細事項及び条件が遵守されれば、規則(EU) No 528/2012の第19条1(b)の基準を満たす可能性がある、
5. したがって、いくつかの明細事項及び条件の遵守を条件として、製品タイプ18の殺生物剤におけるシペルメトリンの使用を認可することは適切である。
6. 更に、内分泌かく乱物質を特定するための基準を設定する様々な選択肢についての委員会の実施した影響評価の準備において行われたスクリーニング試験で特定されたシペルメトリンの内分泌かく乱の可能性を更に調査する必要性が明らかになった。シペルメトリンの内分泌かく乱特性の評価が欧州議会及び理事会規則(EC) No 1107/2009の中でも実施され、その結論が2018年末までに出る見込みである。その評価の結果によっては、委員会は規則(EU) No 528/2012の第15条に従って、殺生物剤に使用される有効成分としてシペルメトリンの認可をレビューする必要性を検討する。
7. 以上の経過及び観点から、委員会施行規則(EU) 2018/1130を採択する。
第1条 シペルメトリンを付属書に規定する明細事項及び条件に基づき、製品タイプ18の殺生物剤に使用する有効成分として認可する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) 欧州連合(EU)
URL https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32018R1130&from=EN
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