食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04991180149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、多国家間の食品安全/公衆衛生事案への対応に係るEFSAと 欧州疾病予防管理センター共同ワークショップに関する外部機関による科学的報告書を公表
資料日付 2018年8月21日
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分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月21日、多国家間に渡る食品安全/公衆衛生事案への対応に係るEFSAと
欧州疾病予防管理センター(the European Centre for Disease Prevention and Control (ECDC))共同ワークショップに関する外部機関による科学的報告書(2018年8月9日承認、35ページ、doi:10.2903/sp.efsa.2018.EN-1480)を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSA、ECDC、オーストリア健康食品安全局(AGES)及びドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は共同で、多国家間に渡る食品安全/公衆衛生事案への対応に係るワークショップを開催した。AGES主催によるもので、オーストリア、チェコ、ハンガリー、ポーランド、スロバキア及びスロベニアの公衆衛生及び食品安全の担当者が参加した。
 ワークショップの3つの目的が次のとおり設定された。
(1)欧州連合(EU)、欧州経済領域(European Economic Area (EEA))及びEU加盟国(MS)間の協力を更に高めるために食品安全及び公衆衛生担当者のネットワーク化を促進すること。
(2)管理された条件下で、緊急リスクコミュニケーション及び多国間に渡る事案への対応におけるギャップを特定すること。
(3)関連する情報収集及び分析ツールの理解及び利用技能を更に高めること。
更に、シミュレーション訓練として4つの具体的な目的が次のとおり設定された。
(1)管理された条件下で、緊急リスクコミュニケーションを実施すること。
(2)緊急対応状況での共同訓練。
(3)重要なリソースに更に慣れること。
(4)改善事項及び埋めるべきギャップを特定すること。
 参加者のワークショップへの意見は良好で、加盟国及び機関レベルにおけるより広範な学際的協力を達成するための活動方法を展開し続けるために、価値ある識見、実践的経験、ネットワーク形成の機会及び刺激を得ることができたと述べた。
 参加者の研修目的を叶えただけでなく、ワークショップでの議論及び意見書により更なる改善のための3つの助言が得られた。
(1)実用的助言1:EU内の多国間に渡る食品媒介疾患のアウトブレイクを評価する主要なステップの高レベルの枠組みを作ること。いかなる事案にも適応可能な、主要な手続き及び行程のチェックリストとフローチャート、テンプレート及び様式を含めることにより、この枠組みはリスク評価に焦点を当て、MS、EFSA、ECDC及びEUの機関の必要とする必須のガイダンスを提供できる。
(2)実用的助言2:MSレベルでの公衆衛生及び食品安全分野間の更なる協力、相互理解、及びネットワーク構築を促進するための計画を作成すること。これには、出力資料の継続的作成を支援し、アウトブレイク調査において他の活動者との間で実行可能かつ適切で補完的な情報交換を行う場となる学際的専門部会の創設を含む。
(3)実用的助言3:実践的経験及び訓練を通して、情報収集及び分析ツールの知識及び利用技能を継続的に改善するために、MSレベルでの学際的な優先事項を設定すること。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1480
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