食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04990370365
タイトル 台湾行政院農業委員会動植物防疫検疫局、農薬クロルピリホスの使用を制限する方針を公表
資料日付 2018年8月21日
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概要(記事)  台湾行政院農業委員会動植物防疫検疫局は8月21日、農薬クロルピリホスの使用を制限する方針を公表した。
 使用量の多い農薬「クロルピリホス」の管理措置について、同局は21日に開催した農薬技術諮問会議の決議に基づき、消費者の摂取リスクを低減するため、近い将来クロルピリホスの使用範囲を制限する公告を発表するとした。同局は以下のように説明している。
 近年の国際的科学データの評価結果に基づき、クロルピリホスの許容一日摂取量(ADI)を0.01mg/kg体重/日から0.003mg/kg体重/日に引き下げた(訳注:2017年8月末)結果、台湾人の摂取量は規制上限(ADIの80%)を上回ると推定される。消費者の摂取リスクを低減するため、21日の農薬技術諮問会議において専門家はクロルピリホスの使用を制限する旨決議し、適用作物のうち摂取量が比較的多いイネ、野菜類、及び柑橘類・ライチ・リュウガン・モモ・ウメ・スモモ・ナシ・リンゴ・ビワ・カキ・ナツメ等果物類を削除するとした。
 近い将来、法的な手順を踏み、関連の適用作物を削除する公告を発表し60日間の意見募集を行う予定である。本措置は第1段階であり、引き続き年齢別に推定される摂取リスクの評価及び国際的な新たな科学的報告の調査を行いクロルピリホスの管理措置を調整していく。同局は行政院環境保護署毒物・化学物質局と密接に連携し、クロルピリホスの規制に関する米国の最終決定に注目し、当該農薬の全体的な管理措置を検討していく。
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾行政院農業委員会動植物防疫検疫局
情報源(報道) 台湾行政院農業委員会動植物防疫検疫局
URL https://www.baphiq.gov.tw/view_news.php?id=15159
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