食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04980920149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、Allanblackia(オトギリソウ科植物)種子油を植物油、牛乳、黄色脂肪及びクリームベーススプレッドにおいて30% (w/w)まで含有量を拡張する事の安全性について科学的意見書を公表
資料日付 2018年8月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事) 欧州食品安全機関(EFSA)は8月3日、Allanblackia(オトギリソウ科植物)種子油を植物油、牛乳、黄色脂肪及びクリームベーススプレッドにおいて30% (w/w)まで含有量を拡張する事の安全性について科学的意見書を公表した(6月27日採択、PDF版11ページ、doi.org/10.2903/j.efsa.2018.5362)。概要は以下のとおり。
EFSA栄養補助食品・栄養・アレルギーパネル(NDAパネル)は、Allanblackia種子油の新たな用途及び使用量増加に関して安全であると結論付けている。
2007年、NDAパネルは、Allanblackia種子から採取されるAllanblackia種子油は、提案された使用状況下においてヒトが消費しても安全であると結論した。ステアリン酸-オレイン酸-ステアリン酸トリグリセリド及びステアリン酸-オレイン酸-オレイン酸トリグリセリドの含有量が高くハードストック成分に適するため、黄色脂肪及びクリームベーススプレッドに20% (w/w)の濃度で使用する新食品成分として申請されていた。
今回、以下3点が新たに申請された。(1) 黄色脂肪及びクリームベーススプレッドにおける認可最大使用量を20% (w/w)から30% (w/w)に引き上げる。(2) この新食品を植物油及び牛乳の混合物に最大30% (w/w)まで使用する。(3) この新食品は、既存の他の食用油同様に採取・抽出・精製され、その工程は2007年提出の申請書でEFSAにより評価済みであるが、何点かの仕様を変更する。
申請者より提出された情報に、生産工程及び成分組成の変更はない。NDAパネルは、新たな仕様においてトランス脂肪酸(TFA)、不鹸化物及び過酸化物価の限度値が、他の食用油脂類と同程度に変更されている点に言及している。申請者は、複数のデータベースを利用して新たに包括的文献検索を行ったが、2007年の前回評価時に提出されなかった、Allanblackia種子油に関する前臨床試験及びヒトを対象とした研究は確認されなかったと記載している。
提案されている使用拡張はこの新食品の摂取量を増加させる可能性はあるが、栄養学的に不利益が生じるとは考えられない。
当該評価書は下記URLより入手可能
https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.2903/j.efsa.2018.5362
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.2903/j.efsa.2018.5362
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