食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04980080149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えBacillus licheniformis NZYM‐AV株由来の食品用酵素α-アミラーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2018年7月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月12日、遺伝子組換えBacillus licheniformis NZYM‐AV株由来の食品用酵素α-アミラーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。
 当該食品用酵素は、生産に使用した菌株も組換えDNAも含まず、従って、環境に対する安全性の懸念はない。当該α-アミラーゼは、グルコースシロップ生産及び蒸留アルコール生産におけるでん粉加工工程に使用することを意図している。
 総有機固形物(TOS; total organic solids)の残渣は、純度99%以上グルコースシロップ生産工程での蒸留及び精製段階で除去される。従って、摂食由来のばく露量は算出しなかった。遺伝毒性試験では、安全性の懸念はなかった。げっ歯類における90日間反復経口投与試験により亜慢性毒性を評価した。EFSAの「食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル」(CEFパネル)は、最も高用量の796mg TOS/kg体重/日を使い、無毒性量(NOAEL)を算出した。
 アレルゲン性は、既知のアレルゲンのアミノ酸配列と比較することにより評価し、1つが合致した。CEFパネルは、意図した使用条件下で、摂食由来のばく露によるアレルギー感作及び誘発(elicitation)反応のリスクは除外できないが、その可能性は低いと見なした。
 CEFパネルは、微生物の起源、実施した遺伝子組換え、製造工程、組成及び生化学データ、意図した食品製造工程でのTOSの除去並びに毒性学的及び遺伝毒性試験に基づき、当該食品用酵素は、意図した使用条件下では安全性の懸念を引き起こさないと結論付けた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5318
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